子どもへ頑張れというより認める声掛け
子どもへ片づけをさせたい場合、ただ「片づけなさい!」というだけでは効果はないどころか、子どもは嫌な気持ちばかりが増えていき、さらにやる気をなくしてしまいます。
まずは親が率先して片付けをしたり、子どもといっしょに片づけをしてきれいな状態が気持ち良いとか、過ごしやすいという体験をさせてやることが必要ですね。
でも親が一生懸命に片づけたりきれいにしていても、子どもが必ず実行するとは限りませんよ。
そもそも子どもが片づけをしても、親の求める片づけ方とは違ったりするもの。
親の求めるレベルを下げてやるとか、少しでも実行したなら喜んだり感謝してやらないと、子どもは気持ちが続きませんからね。
これは僕も同じで、妻も「まあきれーい!うれしい!」とか「がんばってるねー!」って、毎日喜んでくれたり認めてくれるのは嬉しいものです。
そして喜んでもらえなくても、きれいにすることの楽しさを感じられるようになれば、『喜ばれる』ことを目的にするのではなく『きれいさの喜びを味わう』ことを目的にできるようになっていきます。
それが今の僕の状態。褒めてもらうことを目的に掃除するのではなく、掃除することが自分の心を満たすから。
子どもが掃除するのも、勉強するのも同じですよね。
子どもが掃除するのも勉強するのも、子どもが決めること。
褒められたくて掃除するとか勉強するのでは、続かない。
子どものやる気のスイッチは、意外なところにあったりするもの。
親が「頑張れ!」「もっとこうしなさい!」と叱咤激励するよりも、「がんばってるね!」「ありがとう!」と認めたり喜んだりで充分なんです。
結局、親の関わり方しだいなんですよ。
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