今、自宅を毎日掃除している『やる気』の源は何か?
「きれいさを維持したい!」
「毎日気持ちよく過ごしたい!」
「きれいにしていると良い運気が流れてくる!」
さらに、きれいな場所を汚すのは気が引けますし、賃貸ですから自分のものではありませんし、現状を維持したい気持ちが強くなります。
これって、『割れ窓理論』とか『ブロークンウィンドウ理論』と言われます。
窓が一部分割れた車と窓が割れていない車を放置していると、一部分でも窓が割れている車の他の窓はどんどん割られ、窓が割れていない車の方が割られにくく、さらに割れたとしても窓を放置せずに修理しておけば、次に窓が破られることはなくなっていくということ。
この理論を利用して、かつて落書きのひどかったニューヨークの地下鉄など、落書きを消して治安を立て直したと言われています。
ゴミがいっぱい落ちている所へは、どんどんとゴミが捨てられたり捨てることに罪悪感が薄くなりますが、いつもゴミがなくきれいに維持されている場所を汚すのには罪悪感が強くなります。
こういう心理が働いていて、僕もいつまでもこの家を新築の状態で維持しておきたいという気持ちが強くなっているんですよね。
いつもきれいにしておけば、子どもきれいにしてくれるだろうと思っていても、そうはいきません。
子どもへ片付けをさせたいのであれば、どうすればよいのでしょうか?
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