さきほどの娘の返事について、アドラー心理学の考え方が必要と言った理由について、妻とこんな会話をしたのです。
子どもの課題に親は踏み込んではいけない
僕「もうちょっと、気の利いた返事を返してくれたらええのになあ。『お父さん、寂しいだろうけど、5月まで我慢して待っててね。』とか。」
妻「そうよねえ。でもまあ、パパの実家で頑張るって気合い入れて生活を始めたから、そういう思考が浮かぶ余裕もないかもね。」
僕「まあ、娘家族が3人幸せに暮らしてくれることが大切なことじゃし、それが目的なんじゃもんな。まさに、アドラー心理学の『課題の分離』じゃな。」
妻「自分の送ったコメントに、娘がどう答えるかは『娘の課題』であって、あなたの課題じゃないもんね。」
僕「そうそう!そういうこと!娘の返事に期待をするからいけんのよ。俺の課題は『娘の返事』に一喜一憂せず、娘たちが幸せに暮らしていってくれるよう見守っておくことじゃな。」
妻「そうね~。意外と、5月よりも早く帰ってくるかもしれんよ。」
僕「それもあるかも。でも、それは期待しない。ハハハ。」
アドラー心理学には、『課題の分離』という考え方があります。
以前のブログ勉強へ意欲が湧かない!子どもがやる気になる親の心がけへ書いているのでご覧ください。
「子どもの人生は子どものものであって、親のものではない。」
何度も講演やブログで伝えてきましたよね。これは子どもに限らず、人間関係全般に言えることです。
「他人と過去は変えられないが、自分と未来は変えられる」
これも、何度も伝えてきたことですが、他人の人生の課題へ土足で踏み込んでいくから、おかしなことになってしまうのです。
さきほど紹介したブログ勉強へ意欲が湧かない!子どもがやる気になる親の心がけへ書いているのですが、喉の乾いていない馬を水辺に連れていくことはできでも、水を飲ませることはできないということですよ。
「相手の課題は何か?」「自分の課題は何か?」を、日々考えてみると、随分と気持ちが楽になっていきますよ。
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