修学旅行に遅刻した新人教師に先輩が鉄拳制裁
妻との会話で、仕事での失敗について最近こんな会話をしたのです。
僕「名和中に勤めていたとき(大学卒業後の1年目に勤務した愛知県東海市の中学校)に、朝9時10分に学校から電話がかかってきて起こされたことがあるわ。」
妻「私はもっと酷いよ。修学旅行の引率に寝坊して行ったんだから。」
僕「そりゃ、俺よりすごいわ!」
妻「大学出て何もわからない状況で、養護教諭の代用教員としてマンモス中学校へ赴任したうえに、一番忙しい春の検診や予防接種の時期と、宿泊研修や修学旅行の引率で、毎日家に帰るのも午前様の状況だったんよ。修学旅行の前日も帰りが遅かった。」
僕「養護教諭の先生にとっては、1年間で一番忙しい4月5月じゃもんなあ。」
妻「で、修学旅行の当日、朝の6時に駅集合だったんだけど、全く目覚まし時計に気づかず熟睡していたら、学校から家に電話がかかって、私は15分で準備して出ていったんよ。」
僕「マジでー!?15分?」
妻「仕事が忙しすぎて寝たのが午前様だから、髪型が崩れる前に目が覚めるくらいの睡眠時間だったわけ。だから髪のセットも必要なかったというわけ。」
僕「ひえー!凄すぎる!」
妻「で、遅れて集合場所へ行ったら、いきなりA先生(妻の中学校のときの恩師)に頭を3回も叩かれて怒られたんよ。そのときは、遅れて行って大変なことをしたと反省していたんじゃけど、叩き方が本気だった上に、3発も叩いたんだから!しかも駅で!今思えば『そこまでせんでもええだろー!?』と、腹立ってくるわー。だって、本当にすっごく痛かったんだから。」
約30年前だから許される?恩師だからこその愛のムチ?
遅れて行った時点で、ものすごい反省をしているわけで、傷口にさらに塩を塗ることをしなくてもって気持ちにもなります。まあ、これから3日間の修学旅行で集団行動をするのに、生徒たちに示しがつかないという腹立ちが、A先生にもあったのだろうとお察ししますが。
叱られた側にとって、「自分の行動を改善していきたい」と、素直に思えるには、叱る側の配慮や工夫が必要なんですよね。例えば、相手の置かれた状況を全く考えなかったり、叱る時に相手に恥をかかせるのは、あまり良い叱り方ではないんですよね。
僕は、企業研修や子育て講演で、叱り方や伝え方をテーマにお伝えさせていただくことも多いです。
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