「お婆ちゃんが勉強や成績のことでうるさい」と、子どもからの訴え。
「子どもが学校行けないと、お義母さんが『また休んだんか!』とか『子どもに甘すぎる!』と言われたりして、すごくしんどいです」と、親からの訴え。
親が試行錯誤しながら懸命に子どもに向かいあい、甘やかしているとは思えない時に否定されると、親のストレスが増して、親が追い詰められてしまうことがあるんですよね。
親は子供のペースを考えているのに祖父母が乱す
孫のことがかわいく将来を心配する気持ちはありがたいのですが、祖父母の時代の価値観と今では大きく違います。
祖父母の時代は、日本の経済状況も良く学歴が就職にも影響し、一度就職すれば安泰の時代。
だから孫の成績や進学に口を出したくなるんでしょうね。
祖父母が高学歴だったりすると、同じ道を歩ませようとするケースもあります。
「あんたはお婆ちゃんもお父さんも行ったA高校に行くんよ」
その高校へ行くのが当然のように、小さなころから言い続ける人も。
また、子どもが学校を休みがちになると、話をきかずに、怠け者として責められることがあります。
せっかく親が子どもの内面を理解しはじめ、孫が自分のペースで頑張ろうとしていても、祖父母が投げかける言葉で親や孫の不安感やプレッシャーを増大させてしまうことがあるのです。
祖父母に遠慮せず角が立たないコミュニケーション
祖父母があれこれ言ってくる。余計に事態がこじれる。
そんなときには、どう祖父母へ対応すればよいでのでしょう?
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