私は、アンガーマネジメントのお得意テクニックを使いました。
イラっとしたときのテクニック
①ストップシンキングで6秒待つ
→頭の中を真っ白にして、反応しないようにします。
②三重丸でべきの確認
→「親は余計な口出しせず、子どもの自主性にまかせるべき」という、私の『べき』があります。そこで、私にとっては夫の発言が、許容できない『べき』の範囲に入りますから、行動に起こします。
③分かれ道
まずイナッチに対してどうするか。
イナッチは、時間が経って落ち着いたら、娘に対してもっと冷静に接すると予想されるので、今は「はいはい」と答えておいて、あとはスルー。
次は娘に対してどうするか。
娘の考えを無理やり変えようとするのは、娘の課題に土足で踏み込むこと。でも黙っておくのもおかしい。そこで「私の考え(べき)」を伝えました。
「自分でよく考えて決めてちょうだい」・・あとは見守るだけ。
後日娘は新しい部活に入り、生き生きと活動していました。
(5~6年前の私たち)
落ち着いたイナッチは子ども思いのお父さん(注:酒癖が悪いわけではありません)。
結婚生活21年(当時。今は結婚26年目)。
アルコールが入った時の夫の反射的発言はスルー。
これが、私が経験から得た「私の対処方法」。もちろん、「スルーしたくない」「夫を変えてやりたい」と思う人もいるでしょうね。
これでは、「妻の我慢」で成り立っているのでは?と不満に思われる方がおられるかもしれませんが、パートナーの反射的発言から子どもに怒りを連鎖させず、親の不要な喧嘩シーンを見せないことも、親としての大事な役目だと私は思っています。
だから「反応しない」選択に、後悔もしません。思いのほか、早く切り替えられますし。
それに、夫のイナッチも日々、自分の失態を振り返りながら、努力していますからね。
『できないこと』に注目するより、小さな変化でも『できていること』に注目し、スモールステップで成長を見守る。
これは、子育ても同じですし、パートナー育ても同じかなと思うのです。
アンガーマネジメント、コミュニケーション、子育て
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