自分の嫌な気持ちは伝えるが相手を否定しない
若い頃の僕なら、すごく不機嫌になって怒っていたでしょう。
「なんでまんちゃん(妻のこと)は『また!』って決めつける言い方する!?腹立つわ!チッ!」こんな言い方してたはず。
でも、アンガーマネジメントやアサーティブコミュニケーションなど、いろんなことを学んだおかげで、こういうときでも自分も相手も大切にする会話ができるようになりました。
お陰で妻からも「あなたと出会って24年間、いろんな場面で確認もせず『大丈夫大丈夫!』『できるんじゃないの?』と、お気楽に即答する場面が何度もあったから、そういうお気楽『尚久』につい”また!”って言っちゃったのよ。ごめんね」と言ってくれました。
妻は僕と結婚して岡山へ来て、今年で27年目となります。
結婚当初は、主に僕が自分の主張ばかりするアグレッシブなコミュニケーションが多くて、とっても迷惑をかけていました。
だから、僕に対して決めつける言い方をされてもしょうがないんですよね。
とはいえ、妻もコミュニケーションスキルが高いので、決めつける言い方は良くないことと、すぐに理解してくれるんです。ありがたいことです。
内心では、どうせまた「俺はどうすりゃ~ええん?!」と言うんだろうな~、と思っているようです。でもそれも妻のストレス対処法だそうで「想定内に入れておけば、いちいち腹が立たない」そうです。なるほど。
さて、コミュニケーションのコツは、『自分も相手も大切にする』こと。
①「あなたのいい方は嫌です」
②「私はそう言われると嫌です」
どちらが、相手も自分も大切にしているか?
②のほうです。
できるだけ主語は自分で伝えることがポイント。
ただし、そうしたから必ず相手は理解してくれるというわけじゃないですよ。実はここが大事。
コミュニケーションは相互理解できるのが理想ですが、いつもそういうわけじゃないってことも頭の片隅に置いておくことも大事で、そこが出来れば上級です。
相手が、自分の言ったことを理解してくれないこともある。それを受け入れられないと、さらに腹が立ってしまいますからね。
そのためには、イライラや怒りの感情と上手につきあえるスキルと、コミュニケーションスキルを学んでおくことが大切ですね。
アンガーマネジメント、コミュニケーション、子育て
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