人生は遠回りすることで発見できることもある
このときの次男は、浪人して大学受験の真っただ中でした。そんな中、次男といっしょにご飯食べたときのこと。
受験校のことやら、いろいろと話をしていた中「この1年間の経験はすごく良かった」って言ってくれたんですよね。
もし、浪人をマイナスにとらえていたなら
「余分な時間をとって遠回りした」
こういった捉え方をするかもしれません。
以前のブログ不登校は問題行動ではないのにどうして焦ってしまうのか?で、人生を高速道路に例えたことがあります。
高速道路を降りて一般道を走ると、今まで見えなかった景色を見ることができますよね。
子どもの人生って、何もかもが最短で進んでいくばかりがいいのでしょうか?
僕は違うと思うんですよ。
子どものペースで進ませてやることがいいと思うんです。
高速道路が疲れれば、一般道でゆっくり進むのもいいんじゃないでしょうか?
ここまで読まれて「でもね・・」と思われた方。
「物事は効率よくスムーズに」「成果を出さないと意味がない」と考たのではないでしょうか?
確かにそれも大事。効率よく成果が出るに越したことはありませんし、順調に成果を出したお子さんは本当に素晴らしいと思います。
ただ、それを追い求めすぎて、何か見落としていないか、時々立ち止まって振り返ることも大事ですね。
子どもから親は育てられる気持ちで子育てすればいい
この後、次男は受験校をいよいよ絞っていき、浪人したことで「自分の本当にやりたいことがハッキリしてきた」
と言いました。
高校生のときには思いもつかなかった、やりたいことでした。浪人の1年間があったからこそですね。
しかり、やりたいと思って入学した大学の途中で、自分のやりたいこととのズレを感じて悩み続け、いよいよもうムリだと思った時に、僕たち親へ本当の気持ちを伝えてくれました。
その時のブログ➡子どもが突然の退学や進路変更!親が冷静に受け止めるためには
そして今は、自分の本当に合った進路先へ変更して、「毎日充実している」と言ってます。
どんな状況に置かれても、自分にとって最善を尽くす次男。
親として、次男から子育ての神髄を気づかされます。
「見守る」「待つ」「信じる」
この3つの大切さ忘れちゃいけませんね。
そして、子育ては想定外のことだらけ。
いろんな出来事を子どもと共に乗り越え、子どもに親は育ててもらっているんですよね。
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