はい、お待たせしました。
子どもが困っているとき、親が言ったらいい言葉はこれ!
「お母さん(お父さん)に何かできることある?」
このシンプルな言葉のコミュニケーションで充分なんです。
以前のブログで、夕食を作っていた娘へ僕が言ったのもこの言葉でした。
「お父さんになにかできることある?」
すると娘は「大丈夫」と返してきました。
子どもが親の助けを借りる必要がなければ、それ以上親は何もする必要がありませんよね。
ところが、親はついつい言いたくなるもの。それは、もっとこうしたほうが上手くいくという経験があるから。
でもそれをしちゃうと、子どもの貴重な経験を摘み取ってしまうわけです。経験を摘み取るというのは、成長の機会を摘み取ってしまっているんですよ。
子どもの成長の芽を摘み取らないこと
数年前、次男が某私立大学の入試を受けた時のこと。
本命ではないのですが、それなりにできるのだろうと思っていた試験が、そうでもなかったようでした。
「過去問の出題の仕方だったら解けたけど、昨日の出題は予想外だったからうまくできなかった」
と言った次男。その前年に、受かるはずと思っていた大学が不合格だったことが僕たち夫婦にも頭をよぎりました。
親として何かできることはないのか?
当時、一緒に昼食を食べる機会があったとき、妻が次男へこう言ったんです。
「お父さんやお母さんに、なにかできることあれば言ってね」
次男はしばらく考えていましたが、結局なにも答えは出ませんでした。その後、次男をアパートへ降ろして、妻と二人で帰宅途中の車内。
次男から妻へLINEが入ったのです。
「お父さんお母さんにはもう十分なほどに支えられてもらってる。だから、お父さんお母さんに出来ることは今以上に何もない。いつもありがとう。後は、自分でなんとかする」
このように書かれていました。それを読んで、親としてやれることはやったんだって納得。あとは、次男を信じて待つだけでした。おかげさまで志望校へ合格できたのでした。
親は子どもの将来について、不安を伝えるより、楽観的に子どもを信じて見守っておくということの大切さを、改めて感じました。
子どもの成長の芽を親が摘み取ってしまわないよう、ぜひ今回紹介した言葉を使って、お子さんとコミュニケーションをとってくださいね。
アンガーマネジメント、コミュニケーション、子育て
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