答えは、以下の通りです。
「ダラダラしてるの見ると腹が立つ」
毎日顔を会わせているのなら、仕事で疲れて帰って来て子どもに小言を言いたくなる気持ちもわからなくもないですが、この生徒さんは、家から離れての寮生活です。
家ではお母さんにやってもらえることも、自分のことは自分でやらなくてはいけない。
さらにそれをしたうえで、難しい勉強をする毎日。
たまに家に帰ったときくらい、何もせずダラダラしたくなりますよ。
「お疲れさん」の一言と、お母さん自身も仕事で疲れているなら、「はあ~、お母さんも疲れたわ~」とか、「お母さんも一緒にダラダラしたいわ~」くらいの言い方はできると思いますよ。
もしかしたら、それも言えないくらいお母さんは疲労困憊だったり、精神的に参ってしまっているのかもしれませんが・・・。
さらに感想の後半部分へ。
私も母が忙しくてしんどいのはわかっているけど、それをわざわざ直接言ってくるのに腹が立ちました。
なので、少しでも私のことを知っておいてほしいと思っています。
でも、そんなこと言えないので辛いです。
母にもアンガーマネジメント伝えられたらと思いました。
この生徒さんは、お母さんに自分の気持ちをわかってもらいたいんですよね。寮生活で頑張っていることを認めてもらいたいんです。
すごくもどかしさを感じたのは
「でも、そんなこと言えないので辛いです」
と書いていたこと。
子供のありのままを認めることが自己承認へつながる
お母さんの「ダラダラしているの見ると腹が立つ」という発言。
これって、お母さんの気持ちを伝えているというよりも、嫉妬心で八つ当たりをしているということでしょうね。これはマズいです。
これはお母さん自身にも、抱えられている問題があるのかもしれません。
次のページへ続く。