子どもの問題行動を親が長引かせている可能性
妻「なおちゃん(僕のこと)なら、中学生をずっと見てきたから、そのことを伝えるとすごく重みがあるよ。思春期で問題が起こるのは、それまでに子どもの穴を埋めることに一生懸命だったか、それとも親子一緒に形を作り上げることに力を注いだか、で大きく違ってくるよね。」
僕「そうなんじゃって!思春期に突然子どもが問題行動を起こすわけじゃないけえなあ。必ず、そこまでの準備期間があるで。」
妻「私もスクールカウンセラーで関わってて、ほんとにその通りだと思う。」
僕「とにかく早いうちに、子育てしていて『ちょっと子どもの様子がおかしいな』と思ったら、そこで軌道修正かけたほうがええわな。じゃけど、軌道修正かけずに、さらにムキになって、子どもの出来てない所や直したい所に注目すると、もっと深い問題に入り込んでいってしまうんよ。」
妻「ほんとそうそう。”何度言っても直らないんです!”という人にはソリューション・フォーカスト・アプローチを是非ためしてもらいたいね。上手くいかないことは止める。上手くいかないなら別の方法を考える。上手くいかない方法をずっと続けるって、親も子もお互いに苦しいよね。」
僕「講演会でそこに少しでも気づいてほしいけえ、俺は伝えようるんじゃけど、講演会へ来る人はそもそも自分を見つめ、子育てを見つめ直そうとする意識が高いけえなあ。そうじゃない人に気づいてほしいわあ。」
妻「そうだね~。早く学んで切り替えられたらいいけど、今までのやり方を変えるのって、勇気がいるんだろうね。今までの自分のやり方が間違っていたと思われるのは、怖いことだし、なかなか認めがたいことだよね。でも、問題が大きくなる前に身近な人が背中を押してくれたらありがたいなあ。」
今回は夫婦での会話を紹介しました。お子さんのことでお悩みなられているかたは、今回の会話を裏付ける過去のブログもぜひご覧ください。
スクールカウンセラーの妻が、経験から書いた以下のブログ。
家族のパワーバランスが子供に影響!問題行動の背景を知る大切さ
僕の書いたものも。
アンガーマネジメント、コミュニケーション、子育て
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