岡山コミュニケーション研修講演企画・いなっち先生こと稲田尚久です。
子どもを叱るのでも褒めるのでもない!勇気づけるのだ
今回紹介する本は、これ!
叱らない子育て: アドラーが教える親子の関係が子どもを勇気づける!だからやる気が育つ!
- 作者: 岸見 一郎
- 出版社/メーカー: 学研パブリッシング
- 発売日: 2015/02/10
- メディア: 単行本
『叱らない子育て』というタイトルですから、じゃあ子どもを褒めればいいのかと思われる方もいらっしゃるかもしれません。
そういう意味ではなく、褒めるのもやめた方がいいんです。
必要なのは『勇気づける』ということ。
このことについては、ぜひこの本を買って読んでみてくださいね。
子どもは生きているだけで親へ貢献している
さて今回は、それ以外のことで印象に残っていることを紹介します。
前回のブログ子どもへ頑張れは逆効果!親の応援する気持ちは子どもへ伝わるでも書きましたが、
『自分は生きている意味がある、存在価値がある、必要とされている、という感覚を自己評価といい、これが大切』
これ、本当に大事なことなんですが、今回紹介する本でも同じようなことが書かれています。
たとえ何をしていなくても生きていることをそれ自体がすでに親やまわりの人に貢献しているということを教えたいのです。
(本からの引用)
僕も子育て講演会では、「子どもが元気で生きていることに幸せ感じていますか?」と伝えることがあります。
子どもが生まれた時、あなたはどんなことを思いましたか?
「計算が早くできるようになってほしい」
「片づけを自分でできるようになってほしい」
「朝の準備を早くできるようになっってほしい¥
こんなこと思いましたか?思った人はいませんよね。
「無事に生まれてきてくれてありがとう!元気に育っていってね!」」
きっと、こんなことを思ったはずですよ。
これこそ、子どもの存在価値を認めています。
そして、子どもが生きていること自体が親の喜びですから、子どもは親へ貢献しているわけです。
それなのに、いつからか親は子どもの生きているという貢献を『あたりまえ』にしてしまって、幸せと感じなくなってしまうのです。
子育ては引き算ではなく足し算で
我が子の不登校を経験された親御さんが「子どもが笑顔で学校へ行って帰って来ることが、どんなにありがたいことかって思います。」と言われたことがあります。
今はコロナの影響で学校へ行くことはできませんが、子どもが学校へ行ってなくても家で元気に過ごしてくれていることを「ありがたい」って思えていますか?
生きていることをゼロとして、何でもプラスと考えて加算して、子どもたちを見る
(本からの引用)
このように考えてみれば、子どもが生きてくれているだけで親へ貢献してくれているって思えますよ。
もしそう思えないのであれば、親の理想を子どもへ求めすぎているかもしれませんし、ありのままの子どもを受け入れることができていないかもしれません。
それは子どもがテストで点数悪いことよりも、はるかにヤバイことですよ。
いなっち先生の無料相談開催
おかげさまで現在16名のかたから相談をいただきました。ありがとうございます。
岡山県内だけでなく、鹿児島、長崎、佐賀、鳥取、兵庫、大阪、愛知、静岡、神奈川、千葉、さらには海外のドイツまで。
2020年5月31日で受付終了です!
親子関係や子育てのことで誰かに悩みや愚痴を聴いてもらいたいけど、コロナウィルスの影響で人との接触は控えたい・・・。
学校の先生に話すほどではないかもしれないし、先生には話しづらい・・・。
職場での人間関係でモヤモヤ・・・。
こういったことを一人で抱えていませんか?
そこで期間限定の特別企画。
相談はしたいけれど、相談料の振込で外出は自粛したい。
子どもが小さいから相談料の振込に行くのも一苦労。
そんなかたのために、無料相談にしました。
『いなっち先生ちょっと聴いて!』
24年間の教師経験と産業カウンセラーの資格も持っている僕が、お悩みや愚痴などをオンラインやお電話で聴かせていただきます。
普段なら、個人カウンセリングは1時間1万円ですが、日本全国でいろんなお悩みを抱えている方が少しでも楽になってもらえばと思い、特別企画です。
お問い合わせは以下からどうぞ。
アンガーマネジメント、コミュニケーション、子育て
子どもから大人まで、岡山発どこへでも
研修や講演のご相談はお気軽にどうぞ!
数人の子育て座談会から企業研修まで対応
企業での社員カウンセリングも対応