岡山コミュニケーション研修講演企画・元中学校教師いなっち先生こと稲田尚久です。
怒ることはリクエストを伝える手段。
でも怒ることでしか、子どもへリクエストを伝えられないのは問題です。
さらに、体罰を使って伝えるなんて言語道断。
体罰で指導するのは自分の未熟さを認めている
体罰を使ってしまうというときは
言葉で言っても理解できないから?
何度言ってもできないから?
ふざけていたから?
なんらかの理由があるでしょう。
でも、そこを忍耐強く、子どもと向き合っていくことが親も教師も大切なこと。
言葉で伝えることができないから体罰をしていいはずがありません。
体罰をするというのは、教師であれば指導力のなさを認めているようなもんですし、親であれば子どもへ言葉で伝える手段を教えていないということ。
結局自分の未熟さを認めているということです。
体罰に正義などない
子どもをのばすアドラーの言葉 子育ての勇気
- 作者: 岸見 一郎
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2016/10/06
- メディア: 単行本
体罰に正義などない
感情で伝えるのではなく
言葉で伝えること
感情をぶつけるだけのリクエストは伝わらない
怒りを正当化しないために言葉で伝ていく
躾のためというのは、自分の怒りを正当化するために持ち出される理由でしかありません。
即効性を求めて大人は怒りの感情を使うのですが、たとえ時間がかかっても言葉を尽くして問題を解決していくことを子どもには学んでほしいのです。
本文より引用。
言葉で子どもへ伝えるというのは、時間もかかり大変です。
怒りで伝えるというのは、良くも悪くも簡単に相手へ伝えられるという即効性があるので、時間がないとついつい使いたくなるもの。
ただし、伝える側は楽だから怒りで伝えてもいいかもしれませんが、伝えられる側はとっても迷惑ですね。
怒りで問題解決しようとしたり、怒りで子どもへ伝えている回数が増えれば、子どもも怒りを使って伝えるという手段を自然に身につけていきます。
でも、言葉で問題解決し、伝えていく姿勢を子どもに見せていくことで、子どもは自然と学んでいきます。
怒りの感情も、「ウザい!」「ムカつく!」「キレた!」といった言葉以外にも、怒りの強さに応じて幅広い表現方法があります。
その表現方法をまずは親や教師が示していくことが、子どもの表現の幅を広げていくことにつながっていくのだと思います。
そのためにも、親や教師はアンガーマネジメントや叱り方を学んでおくのは必須だと思いませんか?
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