岡山コミュニケーション研修講演企画・元中学校教師いなっち先生こと稲田尚久です。
コロナウィルスで親も子どももイライラが増えていませんか?
そんな方のために朗報です。
27日月曜日にRSK山陽放送イブニングニュースで、イライラへの対処について僕が取材を受けます。
放送は当日の18:15~50
岡山&香川限定ですので、他県のかたはご覧になれないのが残念です。
宿題をしない子どもは水を飲まない馬と同じ
前回のブログ宿題しない子どもに不安にならない!幸せは親のための都合で、子どもへ宿題させることへ親が必死になりすぎないほうがいいってことについて書きました。
宿題をしたほうがいいのは、子どももわかっています。
でも、楽しいことのほうがいいですから、なかなか本気になれないわけです。
その理由で納得できることわざを見つけました。イギリスのことわざで、すごく納得できますよ。
You can take a horse to the water, but you can’t make him drink.
馬を水辺に連れて行くことはできても、水を飲ませることはできない。
喉の乾いていない馬を水辺に連れて行っても、そりゃ飲むはずがないです。
馬を子どもへ変えて、水辺を勉強机に変えてみれば、さらにわかりやすいですよね。
宿題をしたい欲求や、しなければいけないという必要性に迫られていないのに、「宿題しなさい!」と無理やり勉強机へ座らされても、やるはずがありません。
でも宿題をしないよりは、したほうがいいに決まっています。
何度も書いていますが、子どもの課題は『宿題をすること』であって、親の課題は『宿題をしない子どもへイライラしない』ということ。
アドラー心理学で言う『課題の分離』という考え方ですね。
ところがここを間違えている親がけっこう多い。
親の課題は『子どもへ宿題をさせる』ということだと信じているってこと。
やばいよ!やばいよ~!(出川哲朗さん風に)
これはやばいですよ。子どもへ宿題をさせて成績が上がったりしたものなら、もう親は子どもの人生の課題へ足を踏み込んでいくことが、親としての役目だと勘違いしてしまうんですよ。
じゃあどういうことを親は子どもへ伝えてやればいいのか?
「なんのために宿題をするのか?」
それを子どもと一緒に考え、親としての考えを伝えるぐらいじゃないかなと思います。
こういった話を子どもとする中で、子どもの目標も見えてくることがありますが、それは親から見たら現実的でない目標かもしれません。
子どもの目標に対して親は考えを伝えることはできても、子どもの人生をコントロールすることはできないのです。
子どもの人生に足を突っ込みたくなるのは、子どもが失敗した時に、そこで立ち直れないとか子どもが自分で責任を取れないと思っているからなんだと思います。
親から信じてもらえていると、心から実感できているって、すごく大事です。
これは何をするときにおいても、心の土台で原動力になりますよ。
さて、ということで今回はおしまい。
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