岡山コミュニケーション研修講演企画・元中学校教師いなっち先生こと稲田尚久です。
【子供を信じないから腹が立つのだ!】
2年ほど前ですが、妻との会話。
僕たち夫婦は仕事柄、子育てや教育の話になっていきます。
子どもが学校で楽しく過ごせることに喜びを
妻はスクールカウンセラーとして、様々な事情を抱えた子どもや保護者に関わっています。
いろんな相談に対応している妻。
会話の一部を紹介します。
妻「勉強や成績の前に大事なことがある。勉強が不得意でも、学校でどれだけ子どもが楽しく生活できているかが親として一番幸せに感じることだから」
僕「ほんとそうじゃで。自分の居場所があって、自分の打ち込めることや楽しみがあればいい」
妻のところへ相談に来られる親御さんや子どもは、学校へ行って楽しく過ごすことが難しかったり、上手くいかずに悩んでいるんですよね。
元気に学校へ行けていることがどれだけ幸せなことか。
だから、いろいろな人と関わって刺激を受けて、少しずつでも学ぶことがあれば充分なのですよ。
少しずつ学んでいく中から、自分なりの目標が生まれてくれば、あとは子ども自身が成長していきます。
ところが、子どもの成長を待てない大人もいます。
怒るのは親や先生の都合であって子どものためじゃない
妻「みんなと同じことができなきゃいけないって思うから、親も焦ったり時にはイライラして怒りまくったり、学校の先生の中にもすごくきつく叱る人がいる。ADHD傾向のある子どもに意地でも他の子たちと同じようにさせようと威圧的に力で押さえつけようとする人もいるんよね。周りの子どもたちが”あんなに責めたらかわいそう”と思うほど。」
僕「そういう親や先生って、自分のやり方を通そうとするよな。子どもに合わせた関わり方を工夫しようっていう発想が出てこんのかなあ?」
妻「押したり引いたりが上手な先生はいいけれど、子どもたちの反応が見えていないと、ギリギリ頑張って学校に来ている子どもの不登校のスイッチを押してしまうことがあるから危ないんだよね。」
できない子どもが悪い。
できないままだと子どもがかわいそう。
できるようにするのが親や教師の役割。
本当にそうでしょうか?
子どもを信じて「あたりまえ」に感謝
子どもは子どものペースで成長します。
それぞれに得意、不得意があります。
みんなと同じことができないのは当然。
結局子どもに腹が立つのは、子ども信じていないから。
だからこそ、子どもの見方を変えてみましょう。
・学校へ行くのは、あたりまえか?
・学校で楽しく過ごすのも、あたりまえか?
・あたりまえにありがたさを感じているか?
『有難う』は『有る』ことが『難しい』。
だから、『ありがとう』の反対は『あたりまえ』。
コロナウィルスの影響で、今まで『あたりまえ』に出来ていたことができなくなり、『ありがとう』を感じる人も増えているのではないでしょうか?
こんなときだからこそ、子どもが『あたりまえ』に家で健康に過ごしてくれていることに感謝をし、子どもを信じて見守っていくことを大切にしてみませんか?
そうは言っても、なかなか上手くいかないというあなたのために。
いなっち先生の無料相談開催
おかげさまで現在16名のかたから相談をいただきました。ありがとうございます。
岡山県内だけでなく、鹿児島、長崎、佐賀、鳥取、兵庫、大阪、愛知、静岡、神奈川、千葉、さらには海外のドイツまで。
2020年5月31日で受付終了です!
親子関係や子育てのことで誰かに悩みや愚痴を聴いてもらいたいけど、コロナウィルスの影響で人との接触は控えたい・・・。
学校の先生に話すほどではないかもしれないし、先生には話しづらい・・・。
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アンガーマネジメント、コミュニケーション、子育て
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