「なぜ?そんなことするの?」
「なんで?こんなことになるの?」
子どもの行動が変わらずイライラ。
そんなとき、つい言ってしまう言葉。
「なぜ?」「なんで?」
よく使っていませんか?
「なぜ?」や「なんで?」は、相手を責める言葉
「なぜ?」「なんで?」は、なるべく使わない方がいいです。
「なんで?」の言葉の裏には自分目線の気持ちがあります。
「あなたのことが理解できない」とか「これくらいできて当然」ということです。
だから、「なぜ?」「なんで?」は、子どもの理由や気持ちを理解しようとしていません。
気持ちの理解よりも、「なんで、こうなるのか?あなたのことが理解不能だ」という決めつけで責めて言っているのだろうと思います。
子どもに対する思い込みが親や先生を苦しめます
そして、子どもを理解するよりも「子どもを変えたい」「子どもをコントロールしたい」という、気持ちがどこかにあるはず。
親や教師の思い込みがあるのです。
「親や先生の言うことを聞くべき」「大人の言うことは子どもより正しいはず」といったように。
僕たち大人の思い込みも点検する必要があります。
「子どもだから間違っている」「大人は正しい」
「子どもは未熟」「大人は成熟」
本当にそうでしょうか?
子どもからも学べることはいっぱいあるはずです。
子どもをコントロールしようとしなければいい
子どもは親や先生から、責められるのがとても嫌です。
特に、思春期ともなれば、大人からの指図を受けることは嫌だったり、自己主張もしたいですから、責められれば反論もしたくなります。
さらに、思春期の子どもは大人からコントロールされることをものすごく嫌がります。
たとえ自分に非があったとしても、大人へ抵抗する気持ちの方が強くなっちゃうんですよね。
先日のブログへ僕の講演聴いた中学生の感想載せましたよね
そのブログはこちら→子どもにできるのに親が学ばないままでいいの?
中学生は、第三者である僕からのアドバイスに素直に耳を傾けてくれました。
いつも接している親や先生だと、照れくさくて素直に受け入れられなかったりすることもありますよね。
それと、基本僕は子どもの発言を否定しません。よほどのことがないかぎり、発言を受け入れながら進めます。
子どもをコントロールしないんです。否定されないから子どもも安心し、素直に受け入れてくれるんですね。
思春期の子どもと関係は良くなっていきます
でも、親や先生は、毎日接する子どもと良い関係気づきたいですよね。
そのためには、一人の人間として認めてやる気持ちを持つことです。
「子どもだから」「中学生だから」という見方をやめてみる。
ぜひ、意識してみてください。
「なんで?」を「どうしたら?」に変えてみる。
「なぜ?」を「何?」に変えてみる。
言葉を言い換える練習をしていきましょうね。
「頭でそれはわかるけど、ついついイライラして言ってしまう」
そういうあなたには、これですよ。
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