怒りの取り扱いアドバイザー&元中学校教師いなっち先生こと稲田尚久です。
いよいよ今週あたりで1学期終業式という学校が多いのでは?
子ども達は楽しみでいっぱい!
親たちはイライラでいっぱい?笑
『夏休みなんて来てほしくない!』と思っているあなたのために書いたブログ。
過去にも書いていますが、親にとって夏休みはイライラの元。
いかにイライラせずに子どもと過ごせるかは、親にとっての永遠の課題かもしれません。
ぜひご覧くださいませ。
夏休みの過ごし方は子どもに自由にさせればいい
夏休みといえば、中学校3年生にとっては部活動引退の時期。
もうすでに引退している子どもたちもいると思います。
部活動を引退したら、高校進学へ向けて気持ちを切り替えてほしいのに、遊びに行くか家でダラダラしてばかり。
見るに見かねてあれこれ言ってしまうことでしょう。
でも思春期の子どもは素直に言うことは聞かないし、言えば反抗的になるし、お子さんに困ったりイライラしている親御さんも多いことでしょうね。
こういうときは、少し見方を変えてみませんか?
中学校3年間部活動一筋できた子どもなら、初めての自由になれる夏休み。
自由にさせてやればいいのです。
こんなに自由に好きなだけ遊ぶなんて、もうこの先ないかもしれませんよ。
ただし、生活リズムを崩して昼夜逆転したりというのは良くないです。
起床時刻はいつもと同じにするとか、遊びに行く先や帰宅時間などは、子どもと話し合っておく必要がありますね。
子どもの課題と親の課題を分けて考える
とはいっても、宿題もあるわけです。夏休みの宿題は子どもにとっても親にとっても難題ですよね。
ここで、考えて欲しいことがあります。それは『宿題は誰のための課題か?』ということ。
・子どもの課題?
・親の課題?
もちろん、子どもの課題ですよね。
宿題をするかしないかは「子ども自身の課題」であって、宿題しない子どもを見てイライラするのは「親・教師自身の課題」です
宿題をしない子どもを簡単に変えられないですよね?
変えられないことは、まず受け入れるのです。
子どもをなんとしてでも変えようと、宿題をさせようと思えば思うほどイライラします。
「いい加減にやりなさい!」
結局、怒りを大爆発させて子どもへぶつける。小学生ならば子どもは泣きながら宿題。中学生ともなれば、親子ゲンカの勃発。
結局、何の解決にもなりません。だから子どもにこう問いかけるのです。
「このままだとどうなる?」
自分のとった行動が自分にどんな結果で返ってくるのか?予想させましょう。
結果を予想させることは、宿題に限らず自立に向けて大事なことです。
やる気が出るよう働きかけることが親の役目。子どもに怒って無理矢理やらせても子どものためにはなりません。
問いかけて結果を予測してもやらない。それなら、それを見守ってやればいい。
本当にやろうと思わない限り、子どもは自分から動かないです。親も忍耐が必要です。
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