本当の自分を出す ことに抵抗がありませんか?
岡山発、思春期の子育てにアンガーマネジメントとコミュニケーションの研修・講演の講師、元中学校教師いなっち先生こと稲田尚久です。
自分に合っていない鎧は、さっさと外したほうがいい。
職場の悩みが承認欲求の不足だった
以前、Aさん(男性)からの相談を受けました。
「新しい職場に変わり、今まで全くしたことのない仕事なのに、職場をまとめる立場でとてもしんどく、その立場としての役割が果たせていない自分がふがいないんです」
Aさんは、とても深刻に悩まれていたのです。
いろいろと話を伺っていると、自分の職責も果たされ、職場自体もうまく機能しているようでした。
僕「Aさんのやるべきことも責任を果たされていますし、職場全体も機能しているようですし、今のところ問題はないですよね?」
Aさん「まあ、確かにそうですが・・・、でも自分としては役割を果たせているのかどうか・・・、よくわかりません」
どうやら、自分自身に対して、もっと今の立場としてできることがあるんじゃないかと、自分をすごく責められているようでした。
すごく仕事に対して誠意をもって取り組まれていて、責任感のある人なんだろうということが伝わってきます。
いろんな話をしていくうちに、Aさんは次のように言われました。
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