怒りの取り扱いアドバイザー・元中学校教師いなっち先生こと稲田尚久です。
土日は妻と二人で、アンガーマネジメントティーンインストラクタートレーナーという資格を取得するために博多へ行ってきました。
中高生にアンガーマネジメントを教えるオススメの資格
アンガーマネジメントティーンインストラクタートレーナーとは?
12歳(中学生)から18歳(学生でない場合も含む高校3年生まで)向けに、アンガーマネジメントゲームfor teenを使って、アンガーマネジメントティーン講座を開催することができます。
さらに、その講座を開催することができるアンガーマネジメントティーンインストラクターの養成講座を開催することができます。
ちなみにトレーナーになるには、アンガーマネジメントファシリテーターの資格が必要です。
この『アンガーマネジメントゲームfor teen』
このゲームは、怒りの出来事が書かれた『できごとカード』を読んだ人が、怒りの温度を「1℃~10℃」のどれ選ぶかを当てていくゲームなんです。
同じ出来事でも自分と他人は、怒りのレベルが違うことに気づいたり、考え方や行動が違うこともあることに気づいたり、人それぞれの受け止めかたがあることに気づけるようになるんですよね。
中高生にあるあるな出来事が書かれた『できごとカード』ですが、大人がやってもすごく楽しめました。
感情を大切にすることが今を大切に生きること
さてさて今回は、妻と二人で博多まで行ってきました。実は妻と二人で新幹線に乗るのは、なっ、なんと!初めてだったんです。
24年前、阪神淡路大震災の4日後が結婚式。鉄道も高速道路も交通網がストップし、急遽結婚式を延期したほうがいいのではないかという状況。
妻の実家は愛知県。結婚式に呼ぶ予定だった妻の友達は愛知県にいる人ばかり。
でもそのとき、妻のお腹にはすでに長男が宿っていたんです。延期すれば、ウェディングドレスは着れなくなってしまう。だから、結婚式は強行しました。
こういった状況で、気づけばもう結婚して24年が過ぎました。子どもが産まれれば、妻の実家へ行くのも新幹線より自家用車での移動が便利で安くつきます。
そうこうしていると、妻と新幹線乗る機会が一度もなかったんですね。
さらに、長男が生まれ、次男、長女と3人の子育てがずっと続いてきました。4月から長女も家を出て高松に住むことになり、今回もすでに借りている高松のマンションへ一人で泊まりに行ってくれました。
二人だけで過ごす時間もほとんどなかった僕たち夫婦。そのおかげで今回は、ものすごく『新鮮』な気持ちで2日間を過ごすことができました。
3月11日、今日は東日本大震災から7年。
災害はいつどこで起きるかわかりません。そしていつどこで大切な人を亡くすことになるかもわかりません。
だからこそ今なんです。今、目の前にいる人といる時間、場所、空間・・・を大切にしていきたい。
今を大切にするのは、自分に嘘をついたり、自分の本当の気持ちに蓋をして自分を犠牲にすることではないと思います。
今できることを大切にする生き方とは?
自分の感情を大切にすることだと思うんです。
アンガーマネジメント、コミュニケーション、子育て
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