親はこれを読め!親に怒られても子供はアンガーマネジメント使う
怒りの取り扱いアドバイザー・元中学校教師
いなっち先生こと稲田尚久です。
「子どものくせに」
「偉そうなこと言うんじゃない」
こんなこと子どもへ行ってませんか?
子どもだから親より劣っているわけじゃない。
親は子どもから学ぶことがあります。
いや、学んだ方がいい!
親から怒られても心にフワフワのもとを入れる健気な子ども
ある小学校でアンガーマネジメントの講演をしたときのこと。
親子で僕の講演を聴いてもらいました。
参加してくれていた児童の感想に、涙が出そうになったのです。
ぼくはあまりおこらないけれど、
ほとんど毎日お父さんやお母さんに
「早く準備しなさい」
「早く宿題しなさい」
「早く食べなさい」
「字はきれいに書きなさい」と怒られます。
分かっているのに怒られると、とても腹が立ちます。
怒られると心のコップにフワフワのもとが少なくなるので、怒られる前に行動をして、フワフワのもとが少なくなるので怒られる前に行動をして、フワフワのもとでいっぱいにしたいと思いました。
僕は講演の中で
「心のコップにトゲトゲのもとがいっぱいになると、イライラしたり怒ったりするから、フワフワのもとを入れるようにしよう!」
って伝えています。
フワフワのもとを入れるには、フワフワの言葉を使う方がいい。
「ありがとう」「うれしい」
プラス言葉です。
だからこの感想を書いた子どもは、フワフワのもとを入れる行動を怒られる前にしておこうって思っているんですよ。
親から怒られても、自分がフワフワのもとを心に入れておけば、イライラすることが少なくなるだろうって。
なんて健気なんでしょう。
本当なら子どもはこんなことで親に気をつかっちゃいけないんです。
アンガーマネジメントをすぐに使おうとする子どもから親は学んだ方がいい
さらに、この子どもはこんなことを書いてくれてました。
今日はぼくのお母さんも一緒聞いていたので、今日はあまり怒らなくて、少しだけやさしかったです。
今度はお父さんにも聞いてもらいたいと思います。
ありがとうございました。
ぼくのお父さんはおばあちゃんにバカになるぞとか、ほかにも冷たい言葉を言っているので、ぼくが冷たい言葉を言ったらだめだよっておしえてあげたいです。
お母さんにやさしくなってほしい。
お父さんがおばあちゃんに優しく接してほしい。
子どもの想いは切実。
子どもは、アンガーマネジメントを学んですぐに実行に移しています。
僕たち大人や親はどうなのでしょうか?
できない理由ばかり探していませんか?
できないって言う前に、まずはやってみること。
失敗してもいいから、続けけていくことです。
こんなに子どもが親のことを考えてくれています。
親は、もっと自分を変える努力をすべきです。
だからこそ、一歩踏み出しませんか?
明日、14日に名古屋で座談会をします。
また、個別相談会も行います。
興味を持たれた方は、お問い合わせくださいね。
一人で悩まれるより、きっとヒントが生まれやすいですよ。
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