親は子供の失敗を許せばいい!失敗を経験と思えば成長できる
怒りの取り扱いアドバイザー・元中学校教師
いなっち先生こと稲田尚久です。
先日の茨城県ひたちなか市立勝田第一中学校で講演を終えてからのこと。
謝礼の領収書へ印鑑を押すというのは、事前に知らされていたのにウッカリ印鑑を忘れてしまいました。
ところが、偶然にもラッキーなことが!?
校長先生の名字が僕と一緒。
印鑑をお借りして、領収書に押すことができたんです。
失敗を恐れる日本人
PTA役員さんも、これには大笑い。
僕は、おっちょこちょいです。
自分でもそれは自覚しています。
だから、自分なりに気をつけています。
でも、こういったことがよくあるんですよ。
そんなとき、凹むこともありますが、笑って済ませられるとすごく気持ちが楽になります。
出来事を笑って済ませられる。
そういうことも大事じゃないかなと思います。
こんなデータがあります。
日本の若者は良く言えば「慎重」なのかも?
でも「失敗を恐れる」傾向がある。
これは若者だけでなく、日本全体に傾向があるように思えます。
子どもの失敗を許すことが成長につながる
日本はすごく便利で、あらゆることが正確。
電車はオンタイムで到着、発車。
さまざまな、サービスや礼儀やマナー。
とても丁寧です。
でもそれができていないときって、どうでしょう?
すぐに文句やクレームを言う。
ちょっとしたことでも、ミスが許されない。
僕にはそう感じてしまうのです。
何事も正確さを求められています。
もちろんそれは、すごく大事。
でも人間って、失敗もしますよ。
許せることは、許しておけばいいじゃないですか。
「まあ、そんなこともある」
「ま、いっか」
こういう気持ちも必要だと思うんですよね。
とくに子どもの成長には
「ま、いっか」
って部分がすごく大切。
失敗しても、また次にチャレンジする。
そういう気持ちが子どもを成長させます。
失敗を経験と思えば子供は成長できる
そもそも、失敗って思うこと自体おかしい。
失敗って思うのではなく
『経験』
って思えば、どんなことも大切になります。
「テストで失敗して凹むわ~」
って子どもが言ったなら
「次につながるいい経験だね」
「間違えた問題は記憶に残りやすいよ」
って言ってやるだけで、大きな違いです。
失敗なんてないんです。
全ては、必ず必要な経験。
そう思っていると、いろんなことが楽しく思えてくるんですよね。
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