子供の感情を受け止める!傾聴とはあるがままを受け止めること
怒りの取り扱いアドバイザー・元中学校教師
いなっち先生こと稲田尚久です。
広島市にある『社会福祉法人ひまわり福祉会ひまわりいしうち保育園』様で研修をさせていただきました。
ご縁をいただき、今回で3回目です。
ありがとうございます。
今回の研修は『傾聴術』
聴くときには自分のフィルターを外しておく
聴くことなんて、簡単って思いませんか?
あいづちを打って、反応するだけなら簡単です。
でも、相手の世界観を共有することまでとなると難しい。
それは自分のフィルターを通して聴いているから。
例えば、子どもがこう言ったらどう反応しますか?
子ども「今日授業中に話したら先生に怒られてムカついたんよ」
親の反応A「何やってんの!?気をつけなさいよ!」
親の反応B「またあの先生!?ほんとすぐに怒るよね!」
親の反応C「どういう状況だったの?」
こんなふうに、同じ出来事でも自分のフィルターにかけるので、反応が違ってきますよね。
だから、話を聴くときには自分のフィルターを外しておくことが大切。
傾聴とはあるがままを受け止めること
話を聴いているとき、やってしまいがちなこと。
・批判や評価をする
・話をさえぎる
とくに、子どもに対して親はやりがち。
「今日授業中に話したら先生に怒られてムカついたんよ」
と子どもが言ったことに
「何やってんの!?気をつけなさいよ!」
と言ってしまうと、子どもは自分の本音をいいたくなくります。
本当は、ムカついた気持ちをわかってほしいのに。
いろいろと言いたくもなりますが、まずは『あるがままに』受け止めることですよ。
子どもの感情を受け止めながら聴くと上手くいく
「聴いてもらえた!」
と感じるときって、どんなときでしょう?
それは『自分の気持ちをわかってもらえた』とき。
だから、話の中に出てくる『感情』や『気持ち』には、集中して感じ取るようにしたほうがいいです。
子どもの感情や気持ちを受け止めながら聴くことができれば、親子関係は良好になっていきます。
それは子どもと親に限らず、話す側と聞く側の関係も影響しますよ。
それは今回の研修で改めて感じました。
研修終了後の感想
いなっち先生の話は、自然とスッと心に入ってきます。
よく研修を受けて“ふーん”、“きれいごとじゃろ”と、ひねくれて考えてしまう事がしばしばの私ですが、いなっち先生の研修は、“なるほど”、“すごい”、“やってみよう”となります!
身に余るお言葉をありがとうございます。
研修を伝える側が、偉そうに一方的な話をするだけだと、心に入ってきませんよね。
参加された方の反応を受け止めながら進めていくこと。
傾聴スキルは、いろんな場面で役に立ちますよ。
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