親の夏休みのイライラを減らす!親は子供も笑顔で過ごせる方法
怒りの取り扱いアドバイザー・元中学校教師
いなっち先生こと稲田尚久です。
夏休みもあと少し。
2学期の始業式が近づいてますね。
子どもの夏休みの生活にイライラしてませんか?
親の子供へ対する『べき』が裏切られるから腹が立つ
そもそも、なぜ子どもにイライラするのか?
・朝起きる時間が遅い
・部屋が散らかっている
・宿題が予定通りに進んでいない
おそらく、こういったことがイライラの原因でしょう。
これって、親の願望や理想と違うからイライラしちゃうんです。
アンガーマネジメントでは
『べき』
と伝えています。
・朝は決められた時間に起きるべき
・部屋は片付けるべき
・宿題は計画的にするべき
こういった親の子供へ対する『べき』が裏切られるから腹が立つ。
そして親は言うんです
「夏休みだからってダラダラしないで!」
「出したものは片付けなさい!」
「早く宿題しなさい!」
でも、親からのイライラした命令って、素直に聞きますか?
子供も大人もわかりきったことを言われたくない
一度、親が言われる立場になってみましょう。
「休日だからってダラダラしないで!」
「飲んだビールの缶は片付けなさい!」
「早く締め切りの近い書類をしなさい!」
いかがでしょうか?
「そんなこと言われなくてもわかっとるわー!」
って、思わず言いたくなりませんか?
そうなんです。
子どもも大人も同じです。
わかりきったことを言われたくない。
言われてやる気が起こるはずがない。
言われれば言われるほど、イヤになります。
そして、決めセリフをいう口実ができるんです。
「今やろうと思ってたのに、いちいち口うるさいからやる気がなくなった」
子どもはこれを言うために、親からガミガミ口うるさく言われるのも耐えるわけですよ。
親はまんまと子どもの罠に引っかかってしまうのです。
子供へ任せてしまえば親も子供も笑顔で過ごせる
一度手放してみませんか?
もう、子どもへ言わなくていいです。
朝起きるのが遅くてもいい。
部屋が散らかしっぱなしでもいい。
宿題しなくてもいい。
生きてくれているんですから。
子どもが困ればいいんです。
困ったとき、子どもはどうするのか?
じっくりと見守っておきましょう。
それは可哀そう?
可哀そうなわけないですよ。
子どもが自分で決められるんですから。
可哀そうと思うのは、親の勝手な想い。
見ている親自身が可哀そうな気持ちになるだけ。
子どもへ任せてみる。
我が家は高校3年の娘にこれを続けました。
すごくもどかしい時期もありました。
でも今は、すごく楽!
親も娘も楽!
そして毎日笑顔で過ごせてますよ。
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