岡山コミュニケーション研修講演企画・元中学校教師いなっち先生こと稲田尚久です。
お盆が近づいていますね。
昨日は実家の草刈りと墓掃除に帰りました。
以前も書きましたが、我が家のお墓には家の裏山へ50mほど登った場所。
ここへ水を入れたバケツとジョウロを持って上がって、墓石を綺麗に洗います。
4往復しましたよ。
墓掃除は先祖の命のバトンを感じるとき
樹齢約250年の杉や檜に囲まれたお墓。
ご先祖様は、なぜこんな山奥の高い場所に住み着いたのだろう?
太平洋戦争で亡くなった祖父は、骨は帰ってきてないけど魂は帰ってきているの?
生きて帰ってきたかっただろう。
無念だっただろう。
終戦後中国から帰ってきた祖父の弟は亡くなった兄の妻と結婚し、兄の代わりをしなくてはいけなかった気持ちってどうだったんだろう?
お墓を洗いながら、いろんなことを考えました。
そして、今ここに僕が生きていること。
それは、ご先祖様がつないでくれた命のバトンのおかげ。
ありがたいですね。
命の根っこのおかげで子どもが生きているありがたさ
実家に高野山から送られてくる会報があります。
以前母が、会報のコラムに載っていた詩を見せてくれたんです。
「根っこ」
木の根っこが腐ってくると
幹も葉も花も枯れていく
先祖を疎かにすると
親も子も孫も滅んでいく
命の根っこ
先祖を大切にすると
子、孫、末代まで栄えていく
我が家の墓を囲んでそびえる巨木。
根っこがしっかりしているから、250年の時を経てもまだ
そびえている。
今ある命の根っこである先祖を大切にすることの大切さ。
今生きていること。
子どもが元気にダラダラすごしている。
命の根っこがしっかりしている証拠。
生きていればなんとでもなりますよ。
目先のことにとらわれて、毎日子どもへイライラするのがバカらしくなりませんか?
「宿題したの!?」
「いいかげんに始めなさい!」
子どもへガミガミ言うよりも、命の根っこについてお子さんと語り合ってみてはいかがですか?
夏休みだからこそ、できることをやりましょうよ。
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