思春期の子供にガミガミ、親は子供に自分で責任を負う経験させる
怒りの取り扱いアドバイザー・元中学校教師
いなっち先生こと稲田尚久です。
「いい加減に片付けなさい!」
「早く宿題始めなさい!」
いつも子どもへ同じこと言って怒ってませんか?
思春期の子どもは親からガミガミ言われたくない
何度言っても子どもの行動は変わらない。
変わらない子どもへさらにイライラ・・・。
そんなあなたは、子どものせいにしていませんか?
「どうして素直に聞けないの!?」
そりゃ素直に聞けませんよ。
子どもだって同じことを何度も言われたら嫌です。
思春期の子どもは親からガミガミ言われたくないですから。
結局最後は「ウザい!」と言われておしまい。
上手くいってないなら何か違うことをする
毎回同じことの繰り返しになって、親子関係もどんどん悪くなっていく・・・。
そんなときは、思い切って今やっている方法をやめるんです。
「いい加減に片付けなさい!」
「早く宿題始めなさい!」
って言うのをやめてみる。
そんなことしたら、子どもが今よりもっとグータラになってしまうのでは?
そんな心配をするから、いつまでたっても同じことの繰り返しなんですよ。
上手くいってないなら何か違うことをしたほうがいい。
子どもに自分で責任を負う経験させる
散らかった部屋で、大事なものが見つからない。
宿題できてなくて先生に叱られる。
そんな経験も必要です。
子どもに自分で責任を負う経験させるんです。
「そんなことが日常茶飯事だから困るんです」
というあなた。
それは、誰が困っているんですか?
子どもはたいして困っていないです。
困っているのは親自身。
親の思うようにやってくれない。
周囲からダメな親だと思われないか心配。
どうすれば親の言うことを聞いてくれるのか?
親は子どもをコントロールすることはできない
『他人と過去は変えられない』
『自分と未来は変えられる』
我が子と言えど、同じです。
そもそも、子どもに親の言うことを聞かせるとか、親の言うとおりになってほしいと思うことが間違っているのです。
子どもを変えるよりも、まずは親自身の接し方を変える。
行動を起こしやすい環境作りを考えてみる。
違ったアプローチをしてもすぐに変化は生まれないかもしれません。
じわじわと変わっていく、気が付いたら変わっていた、なんてことあります。
でもそれは長期的にみれば、子どもの自立へとつながっていきますよ。
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