子供に口出しする必要ない?子育ては日常の何気ないことに喜ぶ
怒りの取り扱いアドバイザー・元中学校教師
いなっち先生こと稲田尚久です。
【日常のささいなことに喜び見つけよう】
僕は何度もブログで、当たり前なことに幸せを感じることの大切さを書いています。
それは前回も書いた津山女児殺害事件、教え子が亡くなった経験、同級生が亡くなった経験などが影響しています。
親の喜びは子どもが成長していく姿を見ること
そういう経験でいつも感じてきたのは、「親より先に子どもが亡くなることほど辛いことはない」ということ。
自然の流れでいけば、老いて亡くなっていく。
ところが先に亡くなるはずの親より子どものほうが亡くなってしまう。
これほど親にとって辛いことはないと思うのです。
この世に命を受け、成長していく子どもの姿。
これを見続けていくことが親の喜びですよね。
子どもが元気に過ごしてくれていれば、それだけで充分。
それを昨日は改めて感じることがありました。
兄妹のLINEでの会話に心癒される父親
いなっち家の家族LINE。
娘からこんな写真とメッセージが。
昨日、娘は高校の行事でコンベックス岡山での総合進学ガイダンスへ行きました。
行く途中、次男の通う大学の側を通ったときの会話です。
なんとも言えぬゆるい兄弟のやりとり。
僕はこれを見て、心癒されましたよ。
ちなみに「かーくん」が次男です。
子どもに言いたいことがあってもやめましょう
こんなどうでもいい兄弟の会話。
けれど、これでいいじゃないのかなあ?
娘は高校生活を楽しみ、次男は大学生活を楽しむ。
それぞれにやりたいことやってます。
「もっとこうすれば、成績は上がるのに」
って思えば、娘に対して言うべきことは山のようにありますよ。
勉強はこういうやり方がいい。
こうすれば、こういう進学先へ行きやすい。
こんな仕事がこれからの時代はいい。
言えばきりがないくらい、いくらでもあります。
それは娘のためにならない。
子どもが必要としないことを無理やり与えても意味がない
だってお腹がすいてもいないのに、目の前にいろんなごちそう出されても、そんなに食べたい気持ちにならないじゃないですか。
それと同じです。
自分が「欲しい!」って思ったとき、自分なんとかしようとします。
「そこまで待っていたら、手遅れになる!」
そう思うから、子どもより先に手出ししてしまうのです。
そして、子どものやる気を親が取っていってしまうのですよ。
人生に手遅れなんてない!
自分がやろうと思ったとき、そこからスタートできる。
もちろん仕事によっては、年齢制限とかあります。
でもそういったことを除けば、いつからでもチャンスはある。
だから僕は24年勤めた教師を早期退職したんです。
こんな常識破りの大人がいてもいいじゃないですか?
関連ブログもご覧ください。
→中学生に伝えておきたい元教師中年親父の人生論
アンガーマネジメント、コミュニケーション、子育て
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