岡山コミュニケーション研修講演企画いなっち先生こと稲田尚久です。
【小さな喜びを子どもと共有しよう】
陸上部マネージャーの高3娘が、昨日から二泊三日で大会の遠征へ行ってます。
前日から自分で準備をし、ちゃっかりお小遣いも請求。
末っ子で、なにかと親や兄達にあらゆることのお膳立てをしてもらっていた印象の強い娘です。
そんな娘が知らないうちに、自分でいろんなことをやっている。
そんな娘を見て、僕と妻は喜ぶという親バカぶり。
これくらいという基準を子どもへ求めない
僕たち大人はがんじがらめの制限の中で生きています。
常識、良識、きまり、約束事・・・・。
『こうあるべき』に縛られています。
だから子どもへ求めてしまう。
「これくらい高校生だったらやれるべき』
我が家の娘で言えば
「高校生なのだから遠征の準備くらい自分でやるのは当然」
こんなふうに、ブログを読まれて思われる人もいるでしょうね。
「これくらい当然」
「できなきゃいけない」
こういう親の気持ちって、子どもに何を求めているのでしょうか?
子どもに起きてもない不安の先取りと比較をやめる
「将来困るのではないか?」
という、子どもの将来への不安。
「◯◯ちゃんは何でも自分でやってるのに」
という、他の子どもに比べてできない不安と恥ずかしさやもどかしさ。
でも子どもは、不安さ感じてませんよね。
子どもが経験もしていないのに、親が不安を先取りする必要はありません。
親が不安を先取りすると
「あなたはまだまだ未熟」
「あなたはもっと努力が必要」
「あなたは今のままでは恥ずかしい」
といった、子どもの能力を信じない言葉が自然と出てきます。
それが日常的に子どもへ伝えられているとどうでしょう?
子どもの潜在意識へ親の言葉は植え付けられます
起きてもない未来の出来事に不安を感じて子どもへ接する。
それは子どもの潜在意識(無意識)へ植え付けられます。
潜在意識は人間の行動の90%を占めていると言われます。
「自分は未熟だ」
「自分は恥ずかしい存在だ」
といった無意識の部分が行動へ大きく影響するわけです。
そうなれば、自己肯定感が高まるはずがありませんよね。
親は小さな喜びを子どもと共有するだけでいい
未来の不安よりも今できていることに注目する。
ごくごく当たり前のことも、できていることに喜ぶ。
「うれしい!」「ありがとう!」
子どものあたりまえの行動に喜べばいいんです。
できれば子どもと一緒に笑って喜ぶ。
テレビ見て一緒に笑うとか、なんでもないことでいいので一緒に喜んでみましょうよ。
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