夫婦関係に見返りを求めるな!妻への感謝は言葉で伝えると効果的
怒りの取り扱いアドバイザー・元中学校教師
いなっち先生こと稲田尚久です
【見返りを求めるから腹が立つ】
先日、岡山県美作市にある女性専用美容サロン『Cocohana心花』様で
『今日から使える!心を磨くとっておきのコツ』
というセミナーをさせていただきました。
感情コントロール、思考の変換、性格診断などを織り交ぜて、心を磨いて幸せな人生を送るためのコツをお伝えしました。
セミナーでは、自分の発する『言葉』の大切さも話をしました。
あなたは言葉で気持ちを伝えてますか?
言葉で伝えないと気持ちは伝わりにくい
「美味しいなあ!」
「ありがとう!」
「きれいじゃなあ!」
僕がほぼ毎日言っている言葉。
誰に?
そりゃ妻に決まってるでしょ。
喜びは言葉で伝える。
僕は当たり前だと思ってますよ。
だって、言葉で伝えないと上手く伝わらないですから。
言葉に出せないのは努力が足りない
「そんなこと言葉で言わなくてもわかる」
「そんなこと言えるわけがない」
こういう男性がいますよね。
そこまでではなくても
「感謝の気持ちはあるけど、言葉に出せない」
という男性もいます。
言葉に出せない?
僕は違うんじゃないかなと思うんです。
言葉に出す努力をしていないだけでは?
言葉にするからコミュニケーションは成り立つ
例えば、すごく感動的な映画を見たとき。
どうしてもその感動を人に伝えたい。
あなたはどうしますか?
必ず言葉で伝えますよね?
人に自分の想いを伝えたいときは、必ず言葉に変えます。
そしてその時は、何としてでも伝えたいから、ありとあらゆる自分の記憶を頼りに、いろんな言葉を探し出して伝えようとしますよね。
だからパートナーに対してもできるはず。
できないのじゃなくて、そもそも『伝えようという気持ち』がないんです。
気持ちを伝えてほしいなら自分から伝える努力も必要
それと、不安や恐怖心もあるかもしれません。
自分が普段言ってない言葉を言うと
「何?どうしたん?」
「熱でもある?」
「気持ち悪い」
といった、反応が帰って来るのでは?
また、スルーされるのでは?
こういう不安もあるかもしれませんよね。
でもね、夫か妻かどちらかが言葉を発しなければ、いつまでたっても進歩なしですよ。
卵が先か?ニワトリが先か?
どっちでもいいんです。
まずは自分から言葉を伝えてみる。
好意を伝えれば好意で返そうとしてくれます
返報性の原理という心理学の用語。
恩を受けたら恩を返したくなる心理。
その中に『好意の返報性』というものがあります。
自分が好意を示せば、相手も好意で返すということ。
例えば、贈り物をもらうと、相手に何か贈り物を返したくなるという心理です。
「美味しかったよ」
「ご飯作ってくれてありがとう」
こうやって伝えれば、また美味しいご飯を作ろうって気持ちになるのです。
夫婦関係に見返りを求めるから腹が立つ
ただし、自分の言った言葉に見返りを求めてはいけません。
こんなに感謝の言葉を伝えているのに、今まで通りか!?
そんな気持ちでいると、ますますイライラしてしまいます。
相手に見返りを求めるのではないんです。
自分がプラスの言葉を発していれば、自然と自分に返ってきますよ。
結婚して長年、お互いに感謝の気持ちを伝えてなければ、お互いの心は冷え切っているかもしれません。
冷え切った心は凍り付いているかもしれません。
そんな相手の心も、温かい言葉をかけ続けていれば、いつかその氷は解けていくはず。
見返りを求めるのではなく、凍った心を解かしてあげたいという気持ちで、今日から一つでも多くの言葉を増やしてみませんか?
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