思春期の子供が嫌がる理由とは?親や教師が意識しておく伝え方
怒りの取り扱いアドバイザー・元中学校教師
いなっち先生こと稲田尚久です
【わかりやすいと理解できる】
アンガーマネジメントの研修会は3回目になりますが、今までで一番わかりやすく楽しく聞くことができました。すごく実践に使えそうなことがたくさんあり参考になりました。
先日の岡山県聴覚・言語・情緒障害教育研究会で講演させていただいたときの感想です。
『わかりやすく』
これは講演に限らず、子育てでも大切。
でも意外とできていないのではないでしょうか?
思春期の子供が嫌がる親や教師からの伝え方
①しつこい
同じことを何度も繰り返す
「もうわかったし」って、うっとおしがられます。
②偉そう
態度、話し方など
「何あいつ?ウザッ!」って、反発心をあおります。
③難しい
難しい言葉、抽象的
「意味わからんし」って、理解する気力をなくします。
中学生へ大事なことを伝えるとき、これらの3つがあるとまず子どもたちは受け入れてくれません。
それがどんなに大切な内容だろうと、その良さは半減してしまいます。
イメージがわくと子どもは理解する
美術の授業でポスターカラーを初めて使う時のこと。
ポスターカラーへ加える水の量って、すごく大事なポイントなんです。
水を加えて筆で混ぜ合わせたとき、どんな状態だったらいいかをこんな例えで伝えたことがあります。
「カップのアイスクリームを食べようと冷凍庫から出してテーブルの上に置いていたら、電話がかかってきてつい話に夢中になって『あっ、アイスクリーム出したままだった』って気づいたときの、ドロドロのアイスクリームの状態」
なんとなくイメージはできますよね?
それに子どもたちは笑ってくれます。
子育ても教育もわかりやすく子供へ伝えること
大切な話だからって、難しく考えなくていいんです。
いかに子どもがイメージできて楽しいか?
「もう!ちゃんと聞きなさいよ!」
これでは聞きませんからね。
僕の講演や研修も参加者が内容をイメージできて楽しめるから、いつも嬉しい感想をいただけるのだと思います。
やっぱり稲田先生はおもしろい!!研修を聞きながら、美作中での楽しかった日々を思い出し、心地よい時間を過ごさせていただきました。
今回の研修へ僕を講師として推薦してくださった事務局の先生の感想。
20年近く前に一緒に働いた元同僚の先生です。
当時を思い出してもらえたなんて、最高に嬉しい感想です。
ありがとうございます。
関連ブログもどうぞ!
→子供のやり抜く力を育てるより辞める勇気が必要だと伝えることも大切
今日はいなっちのラジオ番組です
エフエムつやま78.0MHz
隔週金曜日
17時45分から55分迄。
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