子供の意見も尊重する!親や教師の価値観で人生を損しないために
怒りの取り扱いアドバイザー・元中学校教師
いなっち先生こと稲田尚久です
【子供の意見に耳を傾けてみる】
前回のブログでは、あだ名禁止について書きました。
前回のブログはこちら
→子供を規則で縛るのは簡単!あだ名で呼ぶのはいけないことか?
子供にあだ名について意見をもらった
「あだ名禁止ってするのは、学校の先生が怠けてるんじゃないかな?」
「禁止するのがダメってわけじゃないけど、やりすぎかな」
「俺はあだ名はいいと思う。俺も有効に使っているタイプだから」
「嫌だって言える勇気とか自己主張が必要だなって思う。けど、そう言うことが強く言えない人もいるから、学校の先生が間に立って、お互いがどう思っているかを伝えてあげることも必要だと思う」
「あだ名で呼んでもらえると、自分が相手との距離を縮めた気がするから俺は好きじゃなあ」
こんなことを大学生の次男は言ってくれました。
子供が自分のことを深く考える時間も必要
次男はいろんなことを聞くと、まずじっくり考えてから答えてくれます。
長男とは正反対で、じっくりと物事を考えます。
時にはすごく遠回りに考えることもあります。
それは大学受験のときには、勉強の効率が上がらず苦労もしたかもしれません。
1年間浪人も経験しました。
次男はその経験をプラスにしています。
以前のブログでも書きましたが、紹介しますね。
「自分の身に起きたことが全てつながっている運命だったなって。失敗とか不幸とかなくて自分にとって必要なことだったなあって」
「自分の身に起こることには、マイナスもプラスもなくて、それをどうとらえるかで不幸か幸せが決まってくるだって」
「だから、大学に落ちたことも良かったし、大学落ちなかったらこんなことに気づくこともなかったと思う。お金が余分にかかって悪いことしたと思うけど、俺には必要なことだったよ」
親バカかもしれませんが、やっぱり感心します。
僕が次男と同じ年にはとても思いもつかない考え方ですよ。
親や教師は自分の経験だけで価値観を固定化させないほうがいい
これも以前に次男が言ったこと。
「たまに自分の価値観に凝り固まっている先生がいるんじゃけど、それって人生もったいないと思う」
痛い所ついていますね。
親も先生も子どもよりは長くいき、経験も積んでいます。
だから、言うことは正しいのか?
そうではないですよね。
教師の世界でよくあるのが
「うちの学校は前からこのやり方だから」
「自分はこのやりかたでやってきたから」
変化を嫌がる先生。
また子どもにこういう言い方する親
「偉そうに言うんじゃない!」
経験は大事ですが、それだけでは成長はないと思います。
親も教師も子供の意見に耳を傾けることをしてみましょうね。
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