子育てに即効性のある方法はない!子供の成長へ役立つこととは?
怒りの取り扱いアドバイザー・元中学校教師
いなっち先生こと稲田尚久です
【子育てに即効性のある方法はない】
昨日はセミナーコンテスト広島へ。
受付スタッフと卒業生スピーチしてきました。
出場者の中で子育てに関するセミナーされた方がいらっしゃいました。
不登校の子どもがいても、明るい家庭になる方法
親子のコミュニケーション・アドバイザー 増野 三千代
ご自身の娘さんが不登校になったときの経験を、10分セミナーに仕上げて語られたんです。
不登校の親御さんに関わった経験があるので、僕はすごく心に響きましたよ。
子育てセミナーを10分で語るのはキツイ
こういった子育てに関するセミナーって、正直10分では語りにくい。
さらに、10分間で必ずノウハウを入れなくてはいけない。
今日からやってみようと思えるノウハウ。
でも子育てって、すぐにそのノウハウを使ったから上手くいくってものじゃないんですよ。
長年の積み重ねが、子どもの人格形成につながっているんです。
こうすれば、これがすぐできる。
それは違います。
だから10分間にまとめた増野さんを尊敬します。
子育てはノウハウで解決するような簡単なものじゃない
「子どもに◯◯やってたから◯◯できた」
こういうフレーズよく聞きます。
でもそれは、親が幼い頃から関わってきたことの積み重ねの結果。
さらには、子どもの性格や特性も関係しています。
兄妹を同じように育てても、それぞれ違ってきますよね。
それと同じ。
そんな型通りにいかないんです。
型通りにはめてほしくないって思います。
世の中そういった子育てノウハウがいっぱい。
それだけ子育てにお悩みの親御さんが多いのでしょうね。
でも、子育てにノウハウを求めようとしていることに、僕は疑問を感じます。
子どもの成長に良い影響与える子育てのセオリーはある
ただし、子育てをするうえでやっておけば、必ず子どもの成長に良い影響を与えるセオリーはありますよ。
それは何か?
・子どもとスキンシップ取っておくこと。
・子どもの話を聴いてやること。
・子どもの人生にレールを敷かないこと。
・親の都合で怒らないこと。
それなのに、親の理想を追い求めるノウハウや進学先を子供へ求める人がいます。
僕の住む津山市だったら、T高校へ行っておけばいい。
またはT高校じゃなきゃダメ。
だから中高一貫校へいっておけばT高校へ行ける。
子どもの意志なのか?
それとも親の意志なのか?
子どもが本気でその学校でやりたいことあるならいいですけどね。
◯◯高校、◯◯大学へ行かせる方法など、子どもによっては必ず上手くいくとは限らない。
結局は子どもが自分からやりたい、勉強したいって思わなきゃ効果は生まれにくいですよね。
親が変われば子どもは変わります
結局どうするのがいいのか?
それは、親が子どもをコントロールしないこと。
子どもの人生へ足を突っ込まないことです。
親は親の人生を生きるんですよ。
子どもは自分の人生を生きていきますから。
だからまずは、親が自分自身の生き方を見つめなおし、自分を変えることです。
親も子どももお互いの生き方を尊重する。
これが大切なことだと思うんです。
子どもに一生懸命だったからこそ、怒ったり泣いたり、葛藤したり、悩んだり。
それが子育てなんですよ。
子育ては成功も失敗もない!
関連ブログもどうぞ!
→理想の子育て方法はない!子供の人生を親が支配してしまう危険性
アンガーマネジメント、コミュニケーション、子育て
子どもから大人まで、岡山発どこへでも
研修や講演のご相談はお気軽にどうぞ!
数人の子育て座談会から企業研修まで対応
企業での社員カウンセリングも対応
この記事へのコメントはありません。