子供の可能性を潰すのは親と教師?部活動を続けることは正しいのか?
怒りの取り扱いアドバイザー・元中学校教師
いなっち先生こと稲田尚久です
【親も先生も価値観を広げよう】
4月もあと少し。
中学校へ入学した新入生が部活動を決める時期です。
今は体験入部で、5月あたりから正式入部という中学校が多いのでは?
部活動は自由加入でいいし途中変更もあっていい
中学校教師だったころは、
「一度決めた部活動は3年間続けるべき」
と、若い頃は強く信じていました。
けれど小規模校など、学校によっては部活動の種類が少なかったり、種類はあるけれど自分のやりたいことがないという生徒だっています。
それに、入部してみたけどやっぱりイメージしていたことと違ったということだってありますよ。
だから今は考えが違います。
「無理やり部活動やらせなくていいじゃん」
部活動を変えた娘が活き活きと高校生活
我が家の高3娘。
高校入学前は、中学校で3年間続けた吹奏楽部へ入ると決めていました。
高校入学後は迷わず入部。
しかしだんだんと違うこともやってみたい気持ちが出てきました。
「お兄ちゃんの流れでずっと吹奏楽してたけど、違ったことをしてみたい」
僕は「もったいない」って思いましたが、娘の意志を尊重しました。
今では陸上部マネージャーで活き活きやっています。
親がもったいないと思うことは、親の価値観。
子どもの気持ちを優先して大正解でしたね。
親や教師は部活動を長く続けることを美徳としすぎ
反論もあるでしょう。
「部活動に打ち込んで3年間やり抜くことは大切では?」
はい、それも大切です。
一つのことに打ち込む。
これは素晴らしいですよ。
僕が言いたいのは、それだけが全てではないということ。
いろんな経験をすることも大切ではないでしょうか?
これからの時代、〇〇しかできないではダメだと思うのです。
〇〇もできるけど、▢▢もできる。
△△がダメなら、◇◇をする。
こういった柔軟性が必要なのではないかなと。
日本人は【耐える】ことに美徳があるように思います。
耐えることは大事です。
ただ、自分を押し殺してまで耐える必要はない。
嫌な部活動を耐えるより、自分に合ったことするほうが、よっぽど子どもの能力を発揮できるのではないでしょうか?
親も先生もいろんな価値観を知ったほうがいい
僕は教師を離れてみて、さまざまな人とご縁をいただいています。
教師という仕事は素晴らしいと今でも思います。
ただ、あまりにも狭い世界。
現役の先生は、もっといろんな世界を見てほしい。
親も自分の価値観だけで、子どもにあれこれ言ってほしくない。
僕が自分の価値観を広げたきっかけがあります。
それは【セミナーコンテスト】
今週末、広島で開催されますよ。
セミナー講師未経験者または初心者の方が「人生経験からノウハウ」を作って10分のオリジナルセミナーで発表。
人の人生聞くって、勉強にもなるし、なかなか面白いんです。
ここから全国区のセミナー講師やベストセラー作家も生まれています。
僕はかつて大阪で出場しました。
さらに今回、僕はセミコン卒業生ということで卒業生スピーチをします。
4/28(土)13:00~17:00
ひとまちプラザ(広島市中区袋町)で開催
見学(オブザーバー参加)は無料。
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それをまずは感じてください。
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