子供の将来は変えられる!親の言葉と行動が子供の人生を左右する
怒りの取り扱いアドバイザー・元中学校教師
いなっち先生こと稲田尚久です
【言葉は運命を変える】
「はぁ~」って、気持ちになりました。
スーパーで買い物して車に乗り込んだ時。
子どものことより自分のためにタバコを吸う母親
右隣の車を見ると、助手席に小学生の中学年らしき女の子。
運転席にはお母さんがタバコをプカプカ吸っている。
虚しさと腹立たしさ。
これだけ受動喫煙のことが世間で言われているのだから、知らないはずはないでしょう。
タバコを吸うなとはいいません。
でも子どもの前ではやめてほしい。
それも密室の車内。
外に出て吸えばいいのに。
親である以上は子供の健康を最優先してほしい
これはもう、親の怠慢としか言えない。
学校では授業でタバコの害について学びます。
子どもはどんな気持ちで授業受けるのでしょうか?
親はそこまで考えてほしい。
タバコを吸うのは自由。
ストレスも溜まっていれば、なにか発散したいのは当然。
ただし子どもを持つ以上は、子どもの健康を最優先する気持ちでいてほしいです。
もちろん完璧にはできませんよ。
上手くいかないことのほうが多いです。
でも、タバコを車の外に出て吸うくらい簡単でしょう。
ドア開けて出るだけなんですから。
子供へ怒鳴って感情ぶつける父親
そういえば、こんなこともありました。
先月、ある大型ショッピングセンターで。
年長か小学校低学年の男の子が乗った車いすを押してくるお父さん。
そばにはお母さんと妹らしき女の子。
その女の子は、車イスの前をチョロチョロ。
僕の横を通り過ぎたとき
「おい!どけっ!」
吐き捨てるような言い方。
まるでチンピラが周りを威嚇するように。
誰に言っているんだろうと振り返ると、なんとチョロチョロしていた自分の娘へ。
すごく悲しい気持ちになりました。
子育てするとき言葉の力を忘れないでほしい
言葉には力があります。
吐き捨てるような言葉、否定ばかりの言葉。
マイナス言葉を日常的に浴びせられた子どもが、優しい心を持てるでしょうか?
自分のためだけに車内でタバコを吸っていたお母さんを見て、子どもは自分や他人を大切にする心が育つのでしょうか?
言葉から感情は引き出されます。
言葉から行動も変わります。
言葉を発するということは、自分の心(頭の中で)で決めて発しています。
この名言ご存知の方も多いですよね。
心が変われば行動が変わる
行動が変われば習慣が変わる
習慣が変われば人格が変わる
人格が変われば運命が変わる出典:ウィリアム・ジェームズ名言
自分しだいで、未来は変えられる。
親も子供も未来は自分で変えられる
僕は子ども対象に講演するとき、こんな話をします。
「未来は必ずやってくる。未来って言うとドラえもんの生きている時代のような、遠い何十年も先のことをおもいうかべるかもしれないけど、そうじゃなくって今これからというすぐ先のことも未来なんだ。今、講演が面倒くさくて体育館から出て帰ろうと思えば帰ることだってできる。でもそれをしないのはなぜ?自分でやってはいけないと思っているからでしょ?それって自分で考えて決めているからだよね。自分の行動は自分で決めているってことなんだ。だから、未来は自分しだいでどんどん変えられるよ。今日からぜひ、アンガーマネジメントやって自分の未来、自分の人生をより良いものにしていこう!」
子どもは純粋です。
一生懸命に聴いて、すぐにやってみようとします。
親から言われると、うっとおしがられることも、第三者の僕が話をすることでスッと心の中に入っていくようです。
親が変わらないなら、子どもから変えていくしかないと思います。
未来を支えていくのは、子どもたちですからね。
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