親子や夫婦のイライラ解決!アンガーマネジメントが夫の怒りを変えた
怒りの取り扱いアドバイザー・元中学校教師
いなっち先生こと稲田尚久です。
【自分の都合で考えているからイライラする】
2日間に渡り次男の引越しが終わりました。
前回のブログで「お父さん怒らなかったね」
と言われた僕ですが、実は2日間怒らなかったわけではないんです。
自分が思っているだけでは伝わらない
レンタカーを借りての引越し。
僕がレンタカーを運転し、妻は僕の愛車を運転。
荷物を積み込みいざ出発。
ところが妻がなかなか来ない。
「何しょんかなあ!?ちょっと電話して!」
と助手席の次男へ。
「妻が後ろについてくるはず」
と思っていた僕。
「それぞれで新しいアパートへ行けばいい」
と思っていた妻。
お互いの考えていたことが違っていたのです。
そりゃ伝わっていなくて当たり前ですよね。
僕が勝手に思い込んでいるだけですから。
あらかじめ伝えていなかった僕が悪い。
妻の運転に夫はイライラして反省
さらに移動中のこと。
前方に右折車が止まっていたので
道幅が狭かったのですが僕は上手くすり抜けました。
でも後ろの妻はすり抜けせずに待っていました。
「なんであれしきの幅をすり抜けられんのじゃ!?」
僕は心の中でイライラ。
でも改めて考えれば、どうでもいいイライラ。
・普段あまり乗らない僕の車、車幅感覚が違うから当然のこと。
・車高の低い車をこすってはいけないと慎重に運転してくれている。
フロントスポイラーが車輪止めに引っかかるような車を運転してくれているんですからね。
そう思えば、僕のイライラがいかにしょうもないことか!
まだまだアンガーマネジメント頑張らねばと思います。
子供にも妻にも「言わなくてもわかるはず」は通じない
夫婦、親子、職場の同僚など、長く時間を過ごしている人間関係でよくあるのが
「これくらい言わなくてもわかるはず」
という暗黙の了解。
でも、これは良くないですよ。
「わかるはず」
と思っているから、自分の予想外のことが起きるとイライラしたり、怒ったりするわけですから。
どんなに親しい間柄でも確認することは必要。
自分の言いたいことは伝わったのか?
相手に確認を取らなければいけませんね。
いちいち言うのが面倒だと思う人は想定内の範囲を広くして接したほうがよいでしょう。
他人が自分と同じ考え・同じ行動をとるとは限らないのだから。
アンガーマネジメントのおかげで怒りをぶつけなくて済んだ
今回の引越しでイライラはしましたよ。
でも、そのイライラを妻へぶつけてはいません。
なぜなら『妻へ怒る必要のないこと』だから。
そして『怒ったら後悔する』とわかっているから。
長年妻と生活してきて『怒る必要のないこと』で怒り、妻からの逆襲にあって後悔したことが何十回?何百回?あったことか!?
逆襲にあうたびに僕は後悔。
「こんなことで怒るんじゃなかった・・・」
でも妻は後悔してません。
それは自分や子供を守るため。
だから怒ってもいいんです。
怒る必要があることだから。
ただし僕のように『怒る必要のないこと』で怒るのは、自分にも相手にもメリットがない。
だからこそ、アンガーマネジメントできるようになれば、こういった後悔が減っていきますよ。
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