親が子供へ怒らずに済む方法!子育てはひと手間をかけるだけ
怒りの取り扱いアドバイザー・元中学校教師
いなっち先生こと稲田尚久です。
【子育てにひと手間かければ楽になる】
昨日、次男が妹のことについてこう言いました。
「お母さんひと手間かけているね」
一体どういうことか?
娘のために母親がひと手間かける目的とは?
実は娘、家の鍵を部活グッズを入れるリュックと教科書を入れる学校指定カバンの両方へ入れています。
以前、鍵を片方のカバンに入れて、持っていくのを忘れて困ったことがあったので、妻が合鍵を作って両方のカバンへ入れたのです。
そのことを知った次男が
「ひと手間かけているね」
と言ったというわけです。
次男の言ったことに妻はこう言いました。
「ひと手間かけていれば、いちいち怒ることもなくなるのよ」
これにはあっぱれです。
子供に怒らなくて済むひと手間のかけかた
娘が家の鍵を別のカバンに入れたまま忘れていき、娘から鍵がないことでヘルプの電話が来たら、あなたはどうしますか?
妻は娘のミスを叱りませんでした。
これくらいのことは、子どもに限らず大人でもあることです。
だから妻は、合鍵を作ってもう一つのカバンへ入れるようにしたのです。
こうすることで、娘は鍵を忘れることはなくなります。
でもそれは、子どもに甘いのでは?
親がちょっと手間をかければいいことは怒らずに済ませたほうがいい
それは甘いことではないんです。
もちろん、子どもが痛い目に合うことも必要ですよ。
鍵を忘れて家に入れなかった娘は、そこで困ったという経験をしました。
それで充分だと思うんですよね。
ちょっと親が手間をかければ、子どもミスをしなくなる。
それによって親が怒らなくて済むなら、手間をかけたほうが子供にも親にもいいと思います。
しょうもないことでいちいち怒るより、親子でお互いに気持ちよく過ごせている方が、健康的でいいですよ。
親が手間をかければ子どもと良い関係でいられる
こうやって手間をかけた娘。
夕方迎えに行くと僕をスマホでパシャ!
「ええかん(ええ感じ)」
と言いながら車へ乗り込み
「おとんがサングラスかけて車の窓開けて、ブーンってやってきたのがカッコよかったで」
と言ってくれたんですよ。
親バカですが、最幸に嬉しかったですね。
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