思春期の子育てのコツとは?金メダル羽生選手から学ぶ子育てのヒント
怒りの取り扱いアドバイザー・元中学校教師
いなっち先生こと稲田尚久です。
世界中の注目を浴びている羽生結弦選手。
羽生選手の両親はどんなにすごい子育てされたのか?
気になったので調べてみたら、意外な事実が!?
子どもの活躍は親の努力ではない
羽生選手のご両親はメディアにほとんど出てきませんよね。
「頑張っているのは本人だから」
というスタンスだからなのです。
子どもが世界中で注目され活躍していれば、自慢の息子という気持ちになってもおかしくないです。
でも、主役は子どもというご両親。
この謙虚さが、今の羽生選手の人としての魅力につながっているのかもしれませんね。
子育ての基本を崩さなかった父親
我が子は小学校のとき柔道、中学から吹奏楽。
柔道は体力づくりにと、ちょっとやらせていました。
でも、試合には出ます。
しかし、参加しているのは〇〇道場とかのガッツリ柔道やっている子どもたちばかり。
当然ながら、ほとんど負けてばかり。
「もっと頑張れ!」
「あそこは、こうしたほうがよかった」
つい、言いたくもなりましたが、僕は専門家でもないですから指導者にお任せ。
羽生選手のお父さんも、「もっとこうしろ」的なことを言われなかったそうです。
「がんばってるな」
という温かい言葉で見守っていたようです。
『子どもを見守る』
これは子育ての基本ですよね。
子どものいいところを見つける子育てが才能を伸ばす
「我が子を羽生選手のように育てたいというお母さんが多いのですが、どうしたら羽生選手のように育つと思いますか?」
以前、記者からこのような質問があったとき、羽生選手はこのように答えました。
「僕は僕です。人間は一人として同じ人はいない、十人十色です。僕にも悪いところはたくさんあります。でも悪い所だけじゃなくて、いいところを見つめていただければ、喜んでもっと成長できるんじゃないかと思います。」
まさに、おっしゃるとおり!
誰だって欠点はあります。
子どもの欠点ばかり直そうとして注目すれば、欠点しか見えなくなります。
いいところを意識して探そうとすれば、短所と思えることまで長所に変えられるようになりますよ。
短所も長所も全て認めてやってこそ、子どもは安心します。
思春期こそ親は子どもの全てを認めて見守る
教師をしていたときこんなことがありました。
家では母親に対して反抗的な子どもとその親御さんを交えた三者懇談のとき。
僕「学校ではこんなことをやってくれたり、すごくがんばっていますよ」
親「でも、家では全然できていませんからダメですよ」
せっかくいいところを伝えたのに、子どもの前で全否定。
そりゃ、子どもも家で反抗的になりますよ。
こうなると悪循環です。
親としては、言いたいこともあります。
でも、思春期の子どもへ言えば言うほど、関係性は悪くなります。
長所も短所も認め、見守ることをやってみましょうね。
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