怒りの取り扱いアドバイザー・元中学校教師
いなっち先生こと稲田尚久です。
「しっかり甘えさせてください」
子どもが親へ甘えるのはエネルギーになる
甘えさせることは、子どもの安心感になります。
それは、自立へのエネルギーとなります。
でも、甘やかすと子どもに良くないのでは?
と思いますよね。
そうなんですよ。
甘やかすのは良くないのです。
でも、甘えさせるのは良いのです。
「なあなあ、お母さん聞いてー!」
「お父さん抱っこしてー!」
こうやって甘えさせるのは、大切なこと。
親が子供を甘えさせることが、子どものエネルギーになるんですよ。
子どもを甘やかすことはエネルギーを奪います
逆に、甘やかすというのはどういうことでしょうか?
子どもが自分ですべきことを親がやってしまうことなんですよね。
これをやってしまうと、子どもが身につける力を親が奪い取ってしまうのです。
子供が少しで幸せな人生を送ってほしい。
親なら当然思いますよね。
そう思う時に、甘えさせることと、甘やかすことを勘違いしてしまわないこと。
甘やかす子育ては親が子供の人生を支配する
親は少しでも、良い方向へ子どもが進んでほしい。
医者、国家公務員、大企業などへ進んでほしい。
それが本当に子どもの幸せになるのならいいんですよ。
子どもが心の底から望んでいるのなら。
僕はこういう親の考え方は危険だらけだと思います。
なぜなら、子どもの人生を親が支配していることが多いから。
・良い大学へ行かせるために・・・
・子どものためを思って・・・
そうやって、親主導でやってしまう。
それは、子どもを親が甘やかしてしまっています。
子供の人生を支配しなければ子どもは健全に成長できます
・子供は自分とは別の人間だ。
・子供の人生は子供が選択するものだ。
・子供の人生を自分の人生と重ね合わせていない。
・子供のこと以外の自分の人生を持っている。
この質問で「はい」とすべて答えられたなら大丈夫です。
子どもはあなたの所有物ではない。
子どもはあなたとは別の人間。
「甘やかし」と「甘えさせ」
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