岡山コミュニケーション研修講演企画・元中学校教師いなっち先生こと稲田尚久です。
あなたはどんな状況も受け止められますか?
子どもの入試が不合格だったことから学んだこと
高校受験、大学受験、真っただ中。
次男もいよいよ本命の大学の試験が迫っています。
昨年は、受かるはずと思って受験した某大学が不合格。
まず落ちることはないと思っていただけに、親としても驚きました。
100%大丈夫というものはないんだと、改めて気づかされました。
でも、本人のダメージは僕たちには想像できないほど、大きかったに違いありません。
どんな状況も受け止めることの難しさ
平昌五輪スノーボード女子スロープスタイル。
金メダル候補と言われた鬼塚選手が19位。
強風の中、向かい風を受けて失速し、ジャンプ失敗。
どう見ても、風の影響が大きく、運が悪すぎると思いました。
でも、鬼塚選手の言葉がすごく心に残ったのです。
言葉は多少違っているかもしれませんが、次のようなことをインタビューで言われていました。
「向かい風になっても、追い風になっても、どちらもスノーボードなんだと受け止めなくてはいけない」
と言っている鬼塚選手の涙は悔しさがにじみ出ていました。
そうは言っても「なんで私のときに向かい風なんだ!?」って思うのではないでしょうか?
入試ではあらゆる状況が起こる可能性を想定しておく
これは入試でも同じですよね。
昨日、次男は某私立大学の入試でした。
本命ではないのですが、それなりにできるのだろうと思っていたのが、そうでもなかったようです。
「過去問の出題の仕方だったら解けたけど、昨日の出題は予想外だったからうまくできなかった」
今まで万全の対策をしてきたつもりでも、自分の力を出し切れないことも起きます。
オリンピックに向けて万全の準備をしてきても、何が起こるかわからない。
まさに鬼塚選手もそうだったのだと思います。
変えられないことをいつまでも考えてもどうしようもない
・これだけ準備してきたのだから、結果が出て当然
・こんなに勉強頑張っていたのだから、結果が出て当然
親は期待しますよね。
でも、そうじゃないことも起こるのです。
「こんなに頑張ってきたのになぜ!?」
それは、子どもだって同じことを思います。
気をつけたいのは
そこへ、親が追い打ちかけてしまわないこと。
現実をまず受け止めるしかないですね。
現実を受け止めたうえで、今できることを考える。
これは、アンガーマネジメントの考え方と同じ。
変えられないこと考えるより、今できることを考える。
親として何かできることはないのか?
親として受験生の子どもへかける言葉とは?
そう思うのだったらこう言えばいいんです。
「お父さんやお母さんに、なにかできることあれば言ってね」
実は、昨日次男へ妻が言ったんですよね。
昼食食べながら、次男は考えていましたが、結局なにも答えは出ませんでした。
次男をアパートへ降ろして、妻と二人で帰宅途中の車内。
次男から妻へLINEが入ったのです。
「お父さんお母さんにはもう十分なほどに支えられてもらってる。だから、お父さんお母さんに出来ることは今以上に何もない。いつもありがとう。後は、自分でなんとかする」
このように書かれていました。
親としてやれることはやりました。
あとは、次男を信じてやるだけですね。
そして、早く次男を楽にさせてやりたいです。
関連するブログもご覧ください
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
大学入試センター試験前の子どもを元気づける家族でできる応援とは?
アンガーマネジメント、コミュニケーション、子育て
子どもから大人まで、岡山発どこへでも
研修や講演のご相談はお気軽にどうぞ!
数人の子育て座談会から企業研修まで対応
企業での社員カウンセリングも対応