怒りに振り回される人必見!考え方や行動を変えれば感情は変えられる
怒りの取り扱いアドバイザー・元中学校教師
いなっち先生こと稲田尚久です。
考え方や行動を変えれば感情は変わります。
妻から頼まれた仕事にブツブツ言う夫に変化
今月は初の確定申告。
とは言っても、妻におんぶに抱っこ。
昨年妻は経験済みなので、ほとんどやってもらっています。
昨日僕は、研修の資料作りをしていました。
横で妻は、レシート類の整理。
そのとき妻から頼まれごと。
「ネットで買ったものが私にはわからないから、この一覧にどんな品物で、何のために購入したのか、わかるように記入していってくれる?」
と言われ、僕は過去のメールを確認しながら、一つ一つ記入していきました。
しかし、自分でもよくわからないものがあったりするとつい
「なんじゃこれ~!もう~!」
と、舌打ちはしませんが、ブツブツ・・・。
こういった事務作業が苦手なんです。
さらに、自分のやっていたことを中断してやるというのが嫌なんです。
でも、ここからは昔と違いますよ。
自分の思考の癖を書き換えると感情も変わります
昔「なんで今こんな面倒くさいことさせるの?俺だって忙しいのに!」
と言っていたに違いありません。
なぜなら、それは自分の思考の癖でしたから。
・自分が忙しくしているときに頼みごとをするべきでない
・事務作業は自分は苦手だからできるだけやりたくない
こういった思考の癖があります。
そして、それをウッカリ声に出しては
妻からの雷⚡⚡をくらっていたのでした。
でも、僕はここで思考を書き換えました。
・こんなに大変な作業を妻はほとんどやってくれているのに、少しぐらいは妻の負担を減らさないと申し訳ない。
・これくらいのことでイライラしたら、妻は何もやってくれなくなる。
・事務作業も落ち着いてやれば、スムーズに終わるはず。
・個人事業主なら誰もがやっていることで当然だ。
そう思っていると、自然とイライラせずに「がんばろう!」という気持ちになれたんです。
感情は勝手に生まれるのではなく自分でコントロールできる
今回使った方法は『認知行動療法』といいます。
『認知行動療法』とは?
認知(考え方やとらえ方)に働きかけて、行動を変えたり、問題を解決する方法です。
カウンセリングで使われることが多いですが、こうやって自分自身にも活用できます。
アンガーマネジメントも認知行動療法の考え方をもとにしています。
自分の思考は、自分の思い込みが強いです。
特に、不安やネガティブな気持ちの時ほど、悪い方向にばかり思考は向いてしまいますよね。
そうなれば、イライラする感情につながります。
でも、今回のように思考を書き換えたことでイライラすることは起きませんでした。
と、書いたところで妻からのご指摘が・・・
自分の癖は繰り返し練習しなければすことはできません
「あれだけブツブツ言って”イライラすることは起きませんでした”ってちょっと図々しい」
「確かに以前よりはマシだけど」
いやあ、自分ではできているつもりでしたが(笑)
まだまだですね~。
これからも、何度もトレーニングしていくことが必要ですね。
諦めずに、日ごろからイライラする場面や、不安になる場面など、思考を書き換える癖をつけていきましょうね。
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