岡山コミュニケーション研修講演企画・元中学校教師いなっち先生こと稲田尚久です。
冷静に相手の行動を変えてもらうために叱っていますか?
親の都合を考えない高校生の娘にイラッ
高校生の娘。
帰りの迎えを時々頼んできます。
一昨日は19時20分を越えても何も言ってこなかったので、僕は風呂に入り終わり迎えはないものと思っていました。
が、しかし、LINEの着信。
「いまから迎えお願い」
なにー!また着替えにゃいかんがな!
軽くイラッ!
迎えに行きましたけど、さすがにこれは困る。
そこで僕が迎えに行った後、妻が娘にLINE。
「迎えは7時までに言ってください」
すると娘からの返信。
「すみません」
感情をぶつけるより具体的なリクエストを伝えるといい
妻は仕事から帰ってすぐ夕飯作っていて、忙しい時間。
LINEを送るまでは
「もう!まったくあの娘は」
と言っていました。
イライラしていれば
「いい加減にしてよ!お父さんやお母さんだって都合があるんだから!」
って感情的になってもおかしくない状況です。
でも実は、感情をぶつけてしまうから失敗するんですよ。
何をどうしてほしいか?
具体的なリクエストを伝えればいいんです。
子どもへクドクド言わなくても伝わるのです
そして、昨日のこと。
また迎えのLINEが僕へ。
「7:15くらいに迎えよろしく」
送ってきたのも17:48。
前日に妻が伝えたことを守ってます。
このことを妻へ伝えました。
妻「言葉を重ねてクドクド言わなくてよかったね」
僕「ホントそうじゃなあ」
自分の都合で怒るから子どもは嫌がるのです
親も都合があります。
でも、子どもだって子どもなりの都合があります。
部活で忙しくて、迎えの連絡をつい忘れてしまったりもします。
お互い様の気持ちを忘れないようにしたいです、
そして、クドクド言えば言うほど、子どもは嫌です。
大人だってそうですよね。
ガミガミクドクドは効果ないです。
嫌な気持ちしか残りません。
ガミガミ言うのは、言う側の不満を吐き続けているだけ
ガミガミクドクド叱っているとき。
これは叱っているとは言えません。
冷静に相手の行動を変えてもらうために言っていますか?
多くの場合、自分の不満を吐き続けているだけ。
建設的ではありませんよね。
相手のためにいうのだったら、具体的なリクエストを伝えること。
何をどうしてほしいのか?
相手に伝わるように言いましょうね。
くれぐれもこれはダメですよ。
「ちゃんとしなさい!」
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子どもへ正しく伝えるにはちょっとした工夫でできる
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