子どもの人生が変わる親の言葉と思考とは?
怒りの取り扱いアドバイザー・元中学校教師
いなっち先生こと稲田尚久です。
あなたの言葉、思考、感情は子どもの人生に影響してます。
大げさに聞こえるかもしれませんが、そうなんですよ。
脳は主語がわからないから、自分の言うこと思うことは全て自分のことと認識するのです。
このことを子供向け講演ではいつも話しています。
「トゲトゲ言葉を言っていると、自分のことと脳は勘違いするから、フワフワ言葉を使うようにしたほうが幸せになれるよ」
こんな話をしているんですよね。
思考の約80%はネガティブ思考だから意識しておくことがある
人間は生きていくために基本的にネガティブに考えるようになっているんですよ。
不安や心配することができなくては、危険を察知できませんからね。
でも、現代は命を脅かすようなことは少ないです。
だから、ネガティブ思考よりもポジティブ思考のほうがいいのです。
言葉も良い言葉を言ったほうがいいんです。
というのも、言葉も思考も自分の潜在意識に大きな影響を与えるからです。
潜在意識は無意識の行動。
人の行動の約90%が潜在意識で行動していると言われます。
これは放っておけないでしょ?
中学生がポジティブ思考を意識して実践してます
私はバスケをしています。試合に出てつねに思っていることは、“シュート入れ”って思っています。でも、入らなかったらやっぱり「次も入らないんだろうなって」思ったりします。が、今日の話を聞いて「入らなくても、うってみよう」って思いました。
稲田先生が昔の自分から変われたように、僕も稲田先生のようにネガティブなことをまず考えるのではなく、何が起こるかわからないけどまずはやってみる。失敗を恐れてはいけないんだと思いました。
僕がキャリア教育講演「夢講座」で話をしたとき、脳の話や潜在意識の話をしたんです。
そのときのことを、これからの生活に活かしていこうという中学生。
すばらしいですね。
思考や言葉は自分を変えます。
それは間違いないです。
心が変われば行動が変わる
行動が変われば習慣が変わる
習慣が変われば人格が変わる
人格が変われば運命が変わる
松井秀喜選手の座右の銘にもなっていますよね。
自分次第で人生も運命も変わるんですよ。
親の言葉や思考は自分の人生だけでなく子どもにも影響がでます
僕は子どもに伝えていますが、親にも実践してほしいのです。
「まったくあなたはなんでいつもそうなの?」
「ほんとどんくさいよね?」
「これくらいできないの?」
「お母さんを困らせないでよ!」
こんな言いかたしていませんか?
言っていなくても、思っていませんか?
それは、必ず子どもへ伝わっています。
子どもの潜在意識へ刷り込まれていきます。
「僕はできないんだ」
「私は失敗しちゃいけないんだ」
子どもはこんなことを思います。
子どもの持つ能力に蓋をしているんですよ。
気をつけてくださいね。
アンガーマネジメント、コミュニケーション、子育て
子どもから大人まで、岡山発どこへでも
研修や講演のご相談はお気軽にどうぞ!
数人の子育て座談会から企業研修まで対応
企業での社員カウンセリングも対応
この記事へのコメントはありません。