中学生の冷静な神対応から学べる正しい叱り方とは?
怒りの取り扱いアドバイザー&元中学校教師
いなっちこと、稲田尚久です。
次の叱り方を見てなんとも思わないあなた。
講座へ申し込んだほうがいいですよ。
NGワード満載の叱り方はこれだ!
なんで、これができないの!
この際だから言っておくけど、前にも同じ失敗したよね。
今日で5回目だよ。
あなたはなにやってもダメだよね。
これからは失敗しないようにちゃんとしてよ。
さあ、あなたは気づきましたか?
全ての行にNGワード入ってます。
よくわからないというあなた。
ヤバいですよ!
知らないうちに、子どもを傷つけています。
子どもの心にダメージ与えています。
叱ることは相手にダメージ与えることではない
叱ることは相手に対してのリクエスト。
行動改善を求めているのです。
でも、叱ることで相手にダメージ与えてはリクエストになりません。
福井県の中学生が教師の叱責によって自殺した事件。
報告を読んでいて思いました。
2人の先生は亡くなった生徒へ、とんでもないダメージを与え続けていたと。
怖がらせることで行動改善させることの危険性
先生に叱られるのが怖いから、しぶしぶ宿題を出す。
そういう気持ちにさせて行動改善させる。
とても消極的な行動改善ですよね。
改善とは言えない。
強制と言ったほうが良いかもしれません。
たしかに、それで改善されていく子どもも中にはいますよ。
でも多くの場合、子どもの自立心は育ちません。
感情をぶつけるより具体的な行動言えば伝わります
僕のアンガーマネジメント講演を聴いたある中学生の感想です。
私が勉強をしているのに横で弟がずっとうるさくしていました。
いつもなら「うるさい!」とすぐに怒っていたと思います。
でも頭の中で「今の怒りの温度は何℃かな?」と考えてみました。
すると、大したことじゃないなと思い「うるさい!」ではなく「勉強中だから静かにして」とやさしい言い方で言うことができました。
どうですか?神対応です!
中学生がこんなにも冷静に対処できる。
僕たち大人がイライラして、子どもへ怒りをぶつけていて恥ずかしくないですか?
今日最初に書いた叱り方のNGワード。
何がいけないのかわかならないあなた。
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