怒りの取り扱いアドバイザー・元中学校教師いなっち先生こと稲田尚久です。
小学生&保護者へアンガーマネジメント。
一昨日は津山市立東小学校。
昨日は津山市立清泉小学校。
1年生から6年生全校児童&保護者を対象に話しました
先月の児童クラブは少人数でしたが、今回は全校児童。
東小学校は261名。
清泉小学校は111名。
果たしてうまく伝わるのか?
しかし、その心配は一気に消えたのです。
子どもを笑わせて楽しくさせれば食いつきが全然違います
「♪お~れ~は、ジャイアンアンアン~」
アンアンアンの部分はエコーのつもりです(笑)
怒って迷惑をかけるドラえもんのジャイアンの真似からスタート。
いざ始まれば僕の鉄板ジャイアンの物まねで会場は一気に爆笑とリラックスな雰囲気。
「ジャイアンって、どんなことする?」
そう聞くと
「すぐにのび太を殴る!」
「すぐに怒る!」
そう答えてくれます。
身近な事例は子どもにとっても効果的
「じゃあ、ジャイアンみたいな友達がいたらどう?」
と聞くと
「いやだあー!」
「すごく迷惑!」
といった声が返ってきます。
「そうじゃなあ。迷惑じゃなあ。ジャイアンみたいになってしもうたら、友達から嫌われてしまうもんなあ。だから、今日は友達と仲良くできるための方法、アンガーマネジメントを教えに来たんでえ」
こうやってジャイアンを事例に使うと、小学校1年生でも今日の目的を理解してくれます。
ドラえもんという国民的アニメ。
子どももよく知っていますし、一緒に聞いている親御さんもよく知っていますからとても効果的。
意表を突く自己紹介で子どもは大爆笑
必ず自己紹介で家族を紹介します。
・まゆみ(1人)
・ゆうた
・かずま
・かすみ
・ぶりお
・ぶりこ
パワーポイントで一人ずつ出していくと、「ぶりお」のところでどよめきと爆笑。
「家族じゃないんじゃけど、家族へ入れてほしいってくるから、いなっち先生は心が優しいけん、二人のために家を立ててあげました。すごいじゃろ?建てたのはこの家」
毎回、大受けです。
笑える部分と真剣になる部分のメリハリをつけてやる
でも、絶対に大切な部分は雰囲気を変えますよ。
声・表情・しぐさ。
今までとは違うっていう雰囲気を出します。
人を傷つける言葉は自分を傷つける言葉。
嫌な言葉を使わないでほしいんですよね。
「脳は自分が言う言葉を全部自分のことだと思ってしまうんだ。友達に『バカ』って言ってても、脳は自分に言われているって思っちゃうんだ」
子どもたちも真剣な表情になります。
「トゲトゲ言葉を使っている人は、自分の心にトゲトゲの元をいっぱい貯めていっているんだよ。だから、イライラしたり怒りっぽくなっちゃうんだよ」
こういったメリハリが大切です。
親御さんも自分のことを振り返ることができます
いっしょに聞かれている親御さんや先生がたも、自分のことを振り返りながら聞かれていたようです。
清泉小学校では、子どもたちに45分間伝えた後、保護者の方や地域の方だけ残っていただいて、30分間大人向けにアンガーマネジメントや叱り方、子育ての大切な話などさせていただきました。
こうやって、様々なバリエーションで講演できます。
ぜひ、職場の研修に来てほしいとPTA役員さんから依頼までいただきました。
清泉小学校の児童代表の女の子。
閉会行事でお礼の花束をプレゼントしてくれました。
もう、感激です!
ありがとうございます。
こうやって幅広い年代に対応できるのが僕の強み。
あなたの職場やお子さんの学校でいかがですか?
アンガーマネジメント、コミュニケーション、子育て
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