子どものときは未熟だったのに親になると怒ってしまう理由は脳のしわざだった
怒りの取り扱いアドバイザー&元中学校教師
いなっちです。
長男が自動車の免許を取得しました。
「駐車を練習したい」
と言うので、近くにある車の少ない公園駐車場へ。
美しい記憶は美化されやすい
駐車の練習始めてすぐに思ったこと。
「えっ!?こんなにモタモタしたっけ?」
僕が免許取ったときのことを思い出したんです。
僕は意外とスムーズに駐車もできるようになっていた気がして。
あくまでも、そんな気がしたというあいまいな記憶です。
実は人間の脳は都合よくできていて、嫌な記憶を押さえ込み、美しい記憶ばかりを思い出しやすくなってるそうです。
美しい記憶を思い出すたびに、自分の都合よく変化させながらまた脳に残っていくそうです。
自分がすぐできたから子どももできるわけじゃない
だから、本当は僕も免許取り立ての頃は、車庫入れや駐車は苦労していたはずです。
でも、その記憶はほとんど残っていません。
免許取ってから、すぐにスムーズにできたように記憶しているんです。
これは、我が子の自動車の運転に限らず、様々な場面で気をつけなきゃいけませんね。
「なんで、こんなこともできないの?」
ついつい、こういうことを言ってしまっているあなた。
自分も本当にできていたのか?
思い出したほうがいいですよ。
子どもの目線に立つことの難しさ
思い出したほうがいいのですが、記憶に残っていないことも多いです。
だからこそ、自分自身に言い聞かせる。
「自分はそんなにできていたわけじゃない」
なにをするにせよ、最初は時間も手間もかかるもの。
そう思って、温かい目で子どもに接してみましょうね。
部下や後輩に対しても温かく見守りましょう
子育てに限らず、仕事でも同じですね。
自分も若い頃は、失敗やうまくいかなかったことがあるはず。
そう思って、温かく見守り、励ましてあげましょう。
怒りが感情であり、押さえるのではなく、良い方向へ向けるのだということがわかりました。経営者の多くはこの怒りのエネルギーが強い人が多い傾向にあると思います。その怒りのエネルギーを世の中を良くすることや優しさに変容できれば会社はどんなにすばらしい夢が見られる組織になるのかと思いました。感謝。
先日、僕のアンガーマネジメント入門講座に参加された経営者男性の感想。
怒りを社員へぶつけるのではなく、優しさへ変えていくことが組織を良くすることになる。
すばらしい気づきだと思います。
今日も、香川県さぬき市倫理法人会モーニングセミナーで経営者の皆様へ、アンガーマネジメントの必要性を伝えてきますよ。
そして、いよいよ明日。
講演や研修に僕を呼んでみたいなど、お気軽にお問い合わせくださいね。
先生、お元気そうで何よりです。
以前大変お世話になりました。娘は元気に高校に通っております。
成人できた暁には、是非とも一緒に飲みに行きたいと申しております。
大阪、頑張って下さいね!
かとう様
コメントありがとうございます。
娘さん元気に通われているんですね。
すごくうれしいですし、安心しました。
明日の大阪へ向けて、すごくパワーいただけました。
親御さんの温かい支援に僕も助けられました。心から感謝しております。
そして、焦らず娘さん信じて待つ姿勢が素晴らしかったです。
娘さんにもよろしくお伝えください。
成人したら、是非飲みたいです!