子どもへの理想を捨てたら子育てが楽しくなる理由とは?
怒りの取り扱いアドバイザー&元中学校教師
いなっちです。
専門学校のオープンキャンパスへ行ってきた妻と娘。
個別に説明を受ける中で、なんとまあ!
娘が質問したそうです。
子どもの小さな成功体験を喜ぶ
「女子寮はどんな感じですか?」
我が家では、これはかなり衝撃的なこと。
以前にも書きましたが、幼いころは激しい人見知り娘だったのです。
そんな我が娘が自分から質問できるようになっていたとは!
妻もビックリ。
でも、その言い方がたどたどしくて可愛かったと。
もう、親バカなブログですいません。
でも、我が子のできなかったことができるようになるって、嬉しいんですよね。
小さな成功体験を喜べると、ちょっとしたことで幸せ感じられます。
親が期待しすぎなければ子どもは伸び伸び育つ
思春期なら、これくらいできて当然。
と、思われてもおかしくないです。
「こんなことで喜んでる我が家って、よその家から笑われるよね」
と、妻と僕は話しました。
でもね、子どもにとってはすごく気持ちが楽ですよ。
だって、親の大きな期待がのしかかってないのですから。
子育てを足し算で考えてみる
生まれたきてくれたこと。
首がすわったこと
何かしゃべったこと。
寝返り打ったこと。
できることが日ごとに増えていましたよね。
あの喜びを忘れちゃいけないって思うんです。
できないことに注目するより、できていることに注目する。
引き算で考えるより、足し算で考える。
子どもが将来困らないために言うのは子どものため?
「でも、だらしのないままだと将来この子が困ると思うんです」
そう言われる気持ちもよくわかります。
でも、困るかどうかは子どもにしかわかりません。
困ったらそこで子どもも考えます。
それいいんですよ。
「この子が困る」
という親心って、実は親自身のためじゃないでしょうか?
こんなこともできない我が子を人前に出すのは恥ずかしい。
こんなこともできないなんてと思われたくない。
これって、親のプライドですよね?
子どもへの理想を捨てちゃいましょう
理想とは?
人が心に描き求め続ける、それ以上望むところのない完全なもの。そうあってほしいと思う最高の状態。(goo国語辞書より)
完全な人間なんていませんからね。
理想をバッサリ捨ててみる。
子どもへ期待するなとは言いません。
「他人へ優しい人間になって欲しい」
「人の役に立てる人間になって欲しい」
こういった広い期待でいいと思います。
「〇〇高校へ入学して欲しい」
こうなると、それが実現できなければ親のイライラや不満は大きくなりますからね。
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