夫婦間のイライラ上手に伝えて円満にするコツとは?
怒りの取り扱いアドバイザー&元中学校教師
いなっちです。
我が家は毎晩雨戸を閉めます。
以前のことですが、妻とこんなやりとりがありました。
妻「なんで雨戸が開いてるのよ!」
僕「人を責めず感情をぶつけない、別の言い方はないんかなあ?ちょうど感情を言葉で伝える大切さをブログに書いとるとこじゃけえ」
これはケンカではないですよ。
お互いのことをわかっているので、僕もちょっと冗談で嫌みっぽく言ったんですよね。
妻からの伝え方に感動した僕
でも、この後の妻からの切り返しがすばらしかった。
妻「やかましいわ(笑)」
と笑いながら
妻「雨戸が開いてることに気づかないなんて、とっても悲しいわ」
と言ってくれたんですよ。
怒りの裏にある第一次感情を考えてみる
怒りの感情の裏には、第一次感情が隠れています。
第一次感情とは?
・疲れた
・悲しい
・寂しい
・むなしい
・etc・・・
こういったマイナス感情です。
マイナス感情がいっぱいになると怒りやすいんですよね。
そうなると、自分の気持ちをわかって欲しくて、キツい言葉をあびせてしまったり、大声をだしてしまったりってことになってしまいます。
一方的な伝え方は伝わらない
相手に気持ちを伝えたいときどうしていますか?
自分の一方的な気持ちを言うだけになってませんか?
例えば、今回のやりとり。
「雨戸が開いてることに気づかないなんて、とっても悲しいわ」
これを一方的に言うと
「雨戸くらい気づいて閉めてよ!そんなことも気づかないの?」
言われる方も受け止め方がちがってきますよね。
一方的に言葉をあびせたり、責めたりすれば、相手も不快感の方が強く残ります。
時には、相手もガマンできずに売り言葉に買い言葉になるかもしれませんね。
第一次感情を穏やかに言えば相手に伝わりやすくなる
妻は、雨戸を閉めてくれてない【悲しさ】を伝えました。
そう言われると、こちらにも気持ちが伝わってきます。
自分の第一次感情をおだやかに伝えることも、相手に伝わりやすくするコツです。
妻とのやりとり実はまだ続きがあったのです。
妻はニコッと笑って
「何でもかんでも私がやってくれるだろうという、その甘えた態度が悲しいわ♡」
と付け加えてきたので
僕は本気で「気をつけよう」と思いました。
僕たち夫婦は、今回紹介したようにちょっとしたイライラも、いろんな場面で冗談で会話を交わし合うことができます。
ぜひ、夫婦や恋人どうしで学ぶといいですよ。
効果は2倍以上あります。
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