通勤ラッシュはネガティブ感情の宝石箱やあ
怒りの取り扱いアドバイザー&元中学校教師
いなっちです。
ほぼ毎週大阪へ産業カウンセラー養成講座に通ってます。
その際、必ず乗らなきゃいけないのが地下鉄御堂筋線。
田舎育ちの僕にとって、ギューギューに詰め込まれるのがツラい。
そんな中、車内のどこかで
「ンッーン!」
と大きくせきこむ女性の声。
「ンンンンーーーーーン!」
さらに、せきこみが大きくなる。
「痛いんじゃあああーーーー!!!」
と、怒鳴り声になりました。
なるほど、そういうことだったわけかと納得。
そして、残念な伝え方だなあと感じました。
きっと、足でも踏まれていたか、カバンなどの堅い部分が体に押しつけられていたとか、何かとても苦痛に感じることがあったのでしょうね。
痛みは怒りのもとになる
【痛い】というのは、怒りのもととなるネガティブな第一次感情。
痛い以外にも、他の第一次感情がたまっているかもしれませんね。
・満員電車の【しんどさ】
・前日の仕事の【疲れ】
・今日の仕事に【不安】
・家庭での【つらい】できごと
など・・・・・・。
自分にとって『許せない!』と思う状況だった場合、怒っていいんです。
ただし、この女性の怒り方は問題ありです。
できれば、怒る前に考えた方がいいことがあります。
変えられることならすぐに行動した方がいい
今の状況を自分で
・変えられるか?
・変えられないか?
自分で『変えられる』と思ったのなら、すぐにでも行動した方がいいです。
ただし、「どうやって?」「どの程度?」変えるのかを自分で決めてから行動するのです。
「どうやって?」・・・相手に伝わる言葉で。
「どの程度?」・・・・相手に痛いことを気づいてもらう。
それを決めず、ただ自分の腹が立つ気持ちを相手にぶつけるだけだと、相手が嫌な気持ちになるだけで終わってしまいます。
自分の「はず」と相手の「はず」は同じではない
せきこんでも気づかない。そこでよけいに怒りも強くなったんでしょう。
「痛いんじゃあああーーーー!!!」
という怒鳴り声になってしまいました。
せきこむことで『気づくはず』と思っていた女性。
しかし、自分の考えてたことと予想に反して気づかなかった。
だって、せきこむというのは、風邪など『体の不調の反応であるはず』と思っているかもしれませんからね。
怒りで後悔することは解決できます
思わずキレてしまった女性。
キレた後にスッキリした気持ちになったのでしょうか?
もしかしたら、「しまった!」と自己嫌悪になっているかもしれません。
自己嫌悪もネガティブ感情。
また、怒りのもととなってしまいます。
このような出来事。
子育てでもありませんか?
「これくらいできるはず」「これくらいわかるはず」
子どもに対する親の期待とは裏腹に、子どもは裏切りますよね。
自分の怒りの感情で自己嫌悪になるあなた。
子育てで怒ることの多いあなた。
ぜひ一度、アンガーマネジメントを学んでみてはいかがですか?
アンガーマネジメントを僕から学んでみたいと思われたら、お気軽にお問い合わせくださいね。
お問い合わせはこちらへ
費用・内容などできる限りご要望に応えられるように工夫します。
この記事へのコメントはありません。