人生を幸せに変えるおばあちゃんの言葉が深イイ

怒りの取扱いアドバイザーいなっちです。

昨日、岡山駅で津山行きのバスを待っていた時

とっても素敵なご婦人にであったんです。

何が素敵だったかって

生き方が素敵、いや素敵と言うよりも

生き方を学ばせていただきましたよ

バス到着まで時間があって

待合室行こうかなあと思いかけていると

そのご婦人がやってきてこんなこと話してきたんです

「バス内で大声で話をする人迷惑ですよね」

「道徳を教科化するなんて」

「私は毎月３回ほど岡山までセミナー受けに来ているんです」

「証券会社のセミナーうけて、自分でネットで取引やってます」

僕も相づちをうちながら

なんだか、元気のいいおばあちゃんだなあと思っていると

「実は、昔教師だったんです」

それならば、と思い

「僕も先月まで教師だったんです」

と伝えると意気投合。

いろんな話で盛り上がりました。

バスに入っても、せっかくなので同席させてもらい

いろんな話を聴かせてもらいました。

このご婦人、すごいのは

「人生は過去にこだわるんじゃなく、未来へ向けて考えたい」

と言われたんです。

なんと、ご婦人のお年。

昭和８年生まれの８４歳！

ビックリでした。

見た目も若いのですが、気持ちが若い。

若者よりも若いかもしれません。

そういう言い方も失礼に感じます。

人としても生き方のお手本です。

僕はとっても勇気と元気をいただけました。

ご婦人は、毎朝毎夕合わせて６０００歩ウォーキングするそうです。

特に朝は、

「新鮮な空気を吸える、天からの恵みをいただける時間」

だと。

ウォーキング中、人に出会って挨拶しても

挨拶が返ってこない人もいたそうです。

せっかく天からの恵みをいただけて

体も心も新鮮な状態にしたいのに

挨拶が返ってこないと気分が悪いですよね。

そこで、ご婦人はどうされたか？

気分を悪くしないようにするために

「人の歩いていない時間に歩けば、挨拶しなくてもいい」

だから、時間を早くしたんだとか。

それでも、たまに歩いている人がいると

人とすれ違う前に歩くルートを自分で変えるそうです。

「挨拶を押しつけにして相手に嫌な想いさせたくない」

挨拶しても返ってこない人もいること。

それを受け止めつつも

「自分も嫌な思いをしたくない」

 

それならば・・・。

「自分の行動を変えればいい」

ということなんだそうです。

年齢を重ねれば重ねるほど

過去の栄光にこだわったり、自分の価値観をゆずれない

そんな人もいるのに

「自分の受け止め方を変えればいいんです」

「こんなに幸せな人生はないです」

と、笑顔で話されていたのが、とても印象的でした。

アンガーマネジメント的な思考が完璧です。

人を変えるのではなく、自分を変える。

過去は変えられないけど、未来は変えられる。

改めて、僕自身の生き方を考えさせられましたし

「あなたのような生き方を応援してます」

と、励ましの言葉までいただきました。

そして、家に帰ってから

渡した名刺を見られて、わざわざご丁寧に電話がきたんです。

そこでわかったことが

実は、我が家とそんなに遠くない場所に住まれているということ。

「私の記憶の中に、いなっち先生がしっかり残りましたよ」

とってもうれしかったです。

ご婦人の記憶にさらに残っていけるよう

これから、もっともっとがんばるぞ！

まるで、僕とご婦人は

この日に出会うことが決まっていたような

とってもとっても不思議なご縁を感じた出来事でした。

また、お目にかかれると信じています。