新幹線の切符を無くした息子へ言った父の一言とは？

怒りの取扱いアドバイザーいなっちです

子どもへとどめの一言、言ってはいけません！

産業カウンセラー養成講座
受講を始めました
大阪に月３回の割合で通います
１０月までの長丁場
一昨日が第１回目だったのです
実はこの日、妻の実家に行っていた次男が
愛知から帰ってくる日
新幹線で帰ってくるので
僕が養成講座修了後に新大阪で僕と合流し
高速バスへ乗ることにしていました
待ち合わせは新大阪駅中央口
次男を待っていると
予定通りの時刻で改札口へやってきました
ところが次男、改札の手前で立ち止まり
なにやらゴソゴソしています
切符を探しているようで
ポケットやらカバンの中やら
ありとあらゆる所を探してます
結局見つからない

チケットを名古屋でポケット入れて
その後は降りるまで確認してなかったとのこと
このままでは高速バスにも遅れる
仕方なく精算場所で
名古屋－新大阪現金払い・・・
祖母がチケット買ってくれたのに

改札出てきた次男へ
「途中切符があるかどうか確認するもんだぞ」
僕もさすがにキツく言いました

そして、思わず言いそうになった一言
「だから、おまえはいつもツメが甘いんだ！」

昔の僕なら間違いなく
とどめの一言グサッとぶつけたはずです

でもここはアンガーマネジメント
切符がないことをクドクド言っても
今の状況を変えられない
変えられるのは
次男のこれから先の未来
もう、こういった失敗をしなきゃいい

「まあ、いい経験になったがな」
そう伝えました

凹んでいる気持ちに追い打ちをかけない

次男もかなり凹んでいました

凹んでいるということは
かなり反省しているわけです
そこへとどめを刺すのは何も効果はありません
親のイライラをぶつけるだけで子どもは傷つくだけです

アンガーマネジメント学んで本当によかったあ！
さて、無事に高速バスへ乗車し
まだ次男が元気ないので励ましてやろうと思って
「お父さんなんて大学生のとき、電話ボックスへ３万入った財布を置き忘れて、当時つきあっていた彼女にご飯おごろうとしたとき気づいて、彼女におごってもらったうえに財布は二度と戻ってこなかったんじゃけ、それに比べりゃ安いもんだ」
それを聞いた次男
「まあ、そうじゃなあ」
少し笑顔が出てホッとしました

子どもへ言ってはいけないとどめの一言
言わないためにもアンガーマネジメント学んでおきましょう