怒りの取り扱いアドバイザー
いなっちです
「早くしなさい!」は
子どもに通じない!
昨日、京都へセミナーを受けに行くときのこと
京都行きの高速バスへ乗車
そろそろ発車時刻というとき
2人の幼い子どもを連れたお母さん
慌てて走ってバスへ向かってました
バスの外に立っていた運転手さんが
「走らなくていいですよ。大丈夫ですよ」
と穏やかな口調で言われました
それを聞いたお母さん
安心したようで
歩いてバスへ来られました
この一連の光景を見ていて
他人事ですが
運転手さんの一言が
すごくうれしかった!
情報化・スピード化された
現代社会
なにかとせかされ
慌ただしく過ごしていますよね
子育てもそうじゃないですか?
なにかにつけて
「早く早く!」
「早くしなさい!」
「なんでもっと早くできないの!」
こういった一言が
日常茶飯事になっているような気がします
こんなことを書いている
私自身も子育てでよく言ってました
そして出かけた先で
渋滞に巻き込まれようものなら
「だから、早くしろって言ったのに!」
と、子どものせいにして
イライラ感出しまくりのお出かけ
情けない父親でした
なので、反省をこめて書いています
さて、なぜ子どもへ
「早くしなさい!」
と言っても
子どもは行動できないのか?
子どもというのは
「早く」という
概念がわかりづらいのです
具体的にどう行動すればよいかを
正しく伝えたり
見てわかるように視覚化したり
工夫する必要があります
これは教師を長くやってきて
わかるようになりました
例えば、朝の連絡で
9時に廊下へ整列しておくこと
と言っても
たいてい数人は聞いておらず
整列できていない
そうなれば
「なんで、話をきいてないんだ!」
と叱り
教師も生徒もイヤな気分になるのです
時間を黒板へ書いておくだけで
これは解消されました
子育てでも
「早くしなさい!」
のかわりに
「あと10分の間に歯磨きしてね」
とか
時計に目印を貼って
「時計の目印までに歯磨きしようね」
とか
タイマーを使うとか
ちょっと一工夫してみてはどうでしょう?
子どもに毎日のように
同じことで怒り
そして、後になって
怒っている自分を責め
自己嫌悪に陥る
この繰り返しは
結果的に
心のコップへ
怒りの素となる
ネガティブ感情をためてしまうのです
子どものためにも
親自身のためにも
ぜひ、一工夫を心がけましょう
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